8月21日(水)東京・都庁で、刃物を持っていた男が建造物侵入の現行犯で逮捕された。模造のサーベルと見られる剣を2本持っており「有名な石原都知事にこの剣をあげたかった」と警備員に要求していた。都知事は夏休みで不在、けが人もなかった。
8月21日(水)山口県・宇部市のドラッグストアで、3歳の男児が刃物で両腕を刺され、その後、近くのショッピングセンター内で別の9歳と7歳の姉弟が金づちで頭を殴られた。3人はいずれも軽傷。26歳の女が身柄を拘束された。
まるで、日本列島、刃物が駆けめぐって事件を起こしているようです。おどして現金を奪う目的、殺害目的、さまざまなクライムシーンで刃物が使われています。実際に刃物を突きつけられたら、やはり何も出来ないものでしょう。
となると、自分が何者かに襲われる理由があるだろうか? ということをまず自問してみましょう。「殺したいほど恨まれる」ようなこと、あるいは「憎まれること」はしていないでしょうか?
また、金融機関や多額の現金または高額商品を取り扱う業種では、それだけで襲撃目標にされやすいものです。すでに十分な警戒をしていても、今一度、対応策を再検討してはいかがでしょうか。
そして、「通り魔」による犯行は、誰にでも被害者になりうる可能性があります。外出しているときは、周囲の状況をよく把握して、異変にはすぐに気がつくように、耳や目からの情報に敏感に対応するようにしましょう。姿勢をよくして、周囲をさりげなく見回しながら、テンポよく歩くようにしましょう。
刃物でおどされたときに、何もできない、ことがわかるケースを
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