手づくりシャンプー&リンスのレシピ
手づくりシャンプーは何か入っているかわかるので安心! |
金色のアボカドオイルのシャンプーバー(洗髪用固形石けん)
季節の変わり目は、気温や湿度、日差しがめまぐるしく変化します。そのため、肌や頭皮の調子も乱れがちに。そんな季節にぴったりの、肌に優しいアボカドオイルを使ったレシピです。【材料】
アボカド油(透明) 120g
ひまし油 60g
オリーブ油 195g
パーム油 90g
ココナッツ油 105g
シアバター 30g
精製水 240g
苛性ソーダ 77g
【作り方】
1. オイルをすべて溶かしてから合わせ、適温にする。
2. 基本の作り方に従って型入れ、熟成(4週間)させる。
基本的には、すべての材料を混ぜるだけ! ホントに簡単です(画像:『石けんのレシピ絵本』前田京子著/主婦と生活社 より) |
・道具や写真付きの解説はこちら→はじめて石けんを作る方へ
ラベンダーとローズマリーの液体シャンプー
ハーブエキスや保湿成分のみつなど、髪によいものがたっぷり入った液体シャンプーのレシピです。【材料】
植物性液体石けん 40cc
ラベンダーとローズマリーのハーブ茶 40cc
黒みつ 20cc
エッセンシャルオイル ラベンダー 3滴
エッセンシャルオイル ローズマリー 3滴
【作り方】
1.黒みつ20ccにエッセンシャルオイルを加え、よく混ぜる。
2.上記に植物性液体石けん、ハーブ茶を加え、さらによく混ぜ、ボトルに移してよく振る。
※このレシピは黒髪用ですが、明るい髪用には「カモミールとレモンの液体シャンプー」がおすすめ。ご自分の髪質に合わせて、材料を選び、作ることができるのが手作りの楽しいところです。
手づくり石けんシャンプーには手づくりリンスを
石けん洗髪には、リンスのおまけを愉しんでください。合成シャンプーの場合のリンスやトリートメントの役割は、ぎざぎざに傷んだ髪の表面をシリコンのようなもので埋めて、すべりをよくすることだそうです。石けん洗髪の場合のリンスの役割は、これとは意味が全然違います。石けんシャンプー後は、石けんのアルカリ分が頭皮や髪に残ります。それを酢で中和させ、湯ですすいだだけでは残ってしまう石けん分をきれいに落とす必要があります。酢は、髪をやわらかくふんわりと仕上げる効果もあります。
手づくりリンスの作り方と洗い方
1.石けんシャンプー後、シャワーでよく石けん分を流し落とす。2.洗面器1杯ぐらいのお湯に、髪の長さや量によって、さかずき2~3杯の酢やレモン汁などを入れ、「リンス液」を作る。
3.リンス液を髪全体に行き渡らせ、頭皮をよくマッサージする。
4. 髪全体をすくうようにし、最後にシャワーでよくすすいで、石けんかすを落とす。
※髪質や髪の長さ・量によってそれぞれ必要な分量も異なりますので、ご自分の髪に合った分量をみつけていただけると良いかと思います。
レシピ&画像提供:お風呂の愉しみネットストア……前田京子さんの著書『お風呂の愉しみ』から生まれたネットストア。そろえるのが難しい手作り石けんなどの材料を販売しています。
【関連リンク】
・シャンプー・リンス