直毛よりも気を付けたい! クセ毛のケア

クセ毛はダメージを受けやすいため、直毛の方よりも普段のヘアケアに気を付けてください。

■ブラッシングはとにかく摩擦に気を付ける!
クセ毛のケアは、とにかく摩擦を最小限に抑えることが大切です。特にブラッシングの際は、ブラッシングローションを使い、摩擦から髪を守ってください。クセが強い方は、摩擦しやすい目のつまったブラシより、くしを使うと良いでしょう。まずは毛先をほぐしてから、ブラッシング、コーミングしてください。

■ブローでダメージヘアが進行しないように!
定期的にストレートパーマをかける方は、おそらく髪がダメージを受けています。ドライヤーの熱でダメージヘアが進行しないよう、髪にブローローションなどをつけ、熱から守るようにしてください。ドライヤーは必ず髪から20cmぐらい離し、同じところに長時間あてないよう、気を付けましょう。

■トリートメントを念入りに
クセ毛は、曲がっている部分のキューティクルがはがれやすい状態になっています。ですから、ヘアクリームやトリートメントなどで髪に皮膜を作ってあげましょう。保湿してあげると、髪が落ち着き、クセが目立ちにくくなります。

■頭皮を健康にする
クセ毛は髪の毛自体に問題があるわけではなく、毛包が曲がっていることが大きな原因です。毛包の中の毛髪はぶよぶよとやわらかいため、曲がった毛包が鋳型となって、扁平や三角の形の毛髪がクセ毛となって、毛穴から押し出されてしまうのです。

頭皮をやわらかく健康に保つことで、曲がった毛包がまっすぐに戻り、クセが弱まることもあります。顔ヨガやツボ押し、頭皮のマッサージなどで、やわらかい頭皮になるよう心がけましょう。

また、栄養が毛母細胞に行き渡らないことが原因で、髪の毛が細くなり、クセ毛のようになってしまうこともあります。バランスの良い食事を摂ることも、頭皮のために必要なことなのです。過度なダイエットで髪までやせ細らないよう、気を付けましょう。

ウソ? ホント? クセ毛にまつわるエトセトラ

クセ毛についてのいろいろな悩み・疑問にお答えします。

Q.大人になってクセが強くなったような気がするのですが……。こんなことってありますか?
A.はい、あります。女性ホルモンの影響を受けたり、まちがったヘアケアを行ったり、気づかないうちに円形脱毛症になったりすることで、毛包が曲がってしまうことがあります。毛包が曲がると、出てくる髪のクセが強くなってしまうのです。

Q.私は生まれた時にちぢれ毛だったため、赤ちゃんの時、丸坊主にされたそうです。「髪を剃るとちぢれ毛が治る」と周りの人に言われた、とのことですが……ホントですか?
A.効果が「ある」とも「ない」とも言えません。赤ちゃんの頭皮はやわらかく、安定していません。そのため毛包が曲がり、ちぢれ毛が出てしまったことも考えられます。ですから、髪を剃った影響かどうかはわかりません。

Q.クセ毛は遺伝する、とよく聞きます。父も母もクセ毛なので、私もクセ毛になってしまったのでしょうか。
A.はい、クセ毛は遺伝します。両親がクセ毛だと、ほぼ100%子どももクセ毛になる、といわれています。毛包の曲がり方が遺伝するため、その結果、クセ毛になるようです。

Q.ストレートパーマは、通常のパーマより髪が傷むのでしょうか?
ストレートパーマによるダメージ
ストレートパーマによるダメージ。うろこ状のキューティクルがはがれています
※佐藤吉昭 監修『ヘア・サイエンス』(日本毛髪科学協会 2005年改定第4版)より引用
A.以前はダメージが大きかったのですが、技術の進歩によってダメージは少なくなりました。昔のストレートパーマは、髪にパーマ液をつけて、アクリル板にはりつける、という方法が主流でした。そのため、アクリル板の重みで髪が切れるなど、損傷がひどかったようです。現在は、コームでとかす方法が一般的なので、ダメージは少なくなったようです。

また、ストレートパーマをかけた後も出てくる髪はクセ毛ですから、定期的にストレートパーマを繰り返すことになります。そのため、ダメージヘアが目立ち、「ストレートパーマは髪によくない」というイメージがついたのかもしれません。

とはいえ、通常のパーマと同じように髪にダメージを与えますので、1ヵ月に1回以下にし、同時にカラーリングするのは避けましょう。



いかがでしたか? 今回は、クセ毛のメカニズムとヘアケアについてご紹介いたしました。クセ毛は直毛よりもデリケート。やさしくケアしてあげてください。

 

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