「仕掛け」をするなら、靴箱の最下段
狭い玄関なりに、掃除をすればすっきりサッパリ! |
さあ、ここまで読まれると、なんだか読んだだけで……「もう臭くなりようがないわ~」と爽やかな気分に浸ってしまえて、なんだか残りの時間はお昼寝でも……という方が多いのではないかと推察するのですが。
いや、お仕事は、これからですよ!
『靴箱そうじ』の基本をお話しますので、その腰を上げて「エイヤ!」と、小一時間ほどでお済ませ下さい。短時間で済ませる一番のポイントは、「今ある靴の半分は廃棄」することです!
【基本の靴箱そうじ法】
1.玄関たたきに新聞紙を敷くなどし、全ての靴を一旦『靴箱』の外に出します。
その際、廃棄する靴と残す靴の分別を!
臭い靴、もう何年も履いていない靴などは、処分しましょう。
2.『靴箱』上段から下段へ、掃除機でゴミやほこりを吸いだします。
3.その後、エタノール入りの水(ラベンダーのエッセンシャルオイルのある方は、数滴落とすと、細菌繁殖予防に効果的)ですすいだ雑巾でよく拭きます。
エタノール入りなので乾くスピードは早いうえ、除菌の効果もあります。
※靴箱の材質によっては、表面塗装がはげる可能性もあるので、目立たないところで試してからにしましょう。
4.掃除した棚板には、市販の炭入りシートなど、敷きこんでおくと、汚れや湿気、臭い対策に有効です。なければ新聞紙でも。
5.靴を戻して終了です。
できれば年に一度よりもう少し高頻度、半年に一度(6月と12月とか)ほど、この作業を行えれば、まず「クッサ~イ!」というような『靴箱』にはならないと思います。「でもなかなかそんな頻繁にはできないわ」という場合、なるべく靴内部を汚さない(汚れた、臭うなら洗う)ということで靴ごとに対処していくことを優先させたほうが良いでしょう。
最後に、よく「炭」「活性炭」や、「重曹」「乾燥させたコーヒーカス」のような「湿気を吸い取るモノ、ニオイを吸着するモノ」を『靴箱』に仕込むことで、悪臭対策とするアイディアがありますが、これらは仕込む場所を間違うと、あまり効果がありませんので、気をつけたいところです。
●仕込むなら、『靴箱』の最下段
これが、鉄則です。『靴箱』の扉を開けて、今すぐ確認してみて下さい……一番臭うのは、最下段ですよね?……湿気もそうですが、ニオイにも重さがあり、それは一番「下」に溜まるのです。
溜まる場所に吸い取るものを置く。
是非記憶に残していただき、『クサイ靴箱』とは金輪際、サヨナラ!致しましょう!!!
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