第4条 使ってないボトルを陳列するべからず
窓のある浴室って爽やか! でも「窓さえ開けていればOK」って思っていませんか? |
この「使ってないボトル」がカビの温床になり、お風呂場全体を蝕んでいます。
底部分、裏、ボトルの口近辺、要注意。
これもまたMOTTAINAIのは心情的に、理解できるのですが、捨てましょう。
だってカビの生えちゃったボトルに、詰め替え用のシャンプー、入れたくないですよね?
本当のところ。
第5条 ヘアキャッチャーから目を逸らすべからず
「抜け毛の現実を見据えたくなくて……」ヘアキャッチャー(排水口のところに仕込んである網。洗髪時に抜けた髪などをキャッチし、下水に流れ込んで詰まらないようにしている。が、第1条の逸話のように、この抜け毛の定期回収をサボって下水に流し放題にしている御仁がたまにいる。そして、排水口に復讐されている)の毛を溜めるがままにしていたりしませんか?
その裏側のドロドロは、抜けた毛量がもたらす切なさを軽く凌駕する衝撃をあなたにもたらすことでしょう。
そうなる前に、その前に。
ヘアキャッチャーチェックは、毎日やればたいした労じゃありません。
ティッシュ一枚、つまんで、ポイ!で済みますヨ。
第6条 「窓を開けている」ことを過信するべからず
お風呂に窓のあるお宅では、カビ予防である「乾燥」の一環として、お風呂にうがってある窓を終日開け放している(もちろん、網戸などは閉めて)ことが多いですね。
なにせ自然換気、電気代もかからず節約、エコロジー。でも「お風呂場の湿気が洗面所に上がってくるとイヤだし」と、窓を開けておきながらお風呂場のドアは閉まっていたりしませんか。
それじゃ風の流れが生じませんし、流れが無ければ乾燥は促されません。それでなくても梅雨~夏場の屋外の湿気は結構な高さです。またお風呂場は多く住まいの北側など日当たりの悪い場所に設置されていますので、夏の強い日差しの恩恵を受けることもありません。
「窓を開けている」ことと「換気扇を回す」ことを併用するのが無意味だと感じる方もいるかもしれませんが、お風呂場のドアをどうしても閉めたいのなら、多少なりとも風の循環の生じるこの併用を行って換気してください。
ちなみに、マンションなどの窓の無いお風呂場では、夏場は24時間、換気扇を回し続けるのが正解です。
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