その8:壁
・ガスレンジ周辺は特に、少し離れた壁までもざまざまな食べもの汚れが飛び散り染み付いています。キッチンの照明を一度全て灯して明るくし、壁面をチェックしてみましょう。
・壁面は特に上部、天井に近い部分ほど油汚れ、ホコリ汚れが蓄積されている場合が多いです。天井掃除専用モップがあればそれを、ない場合は台所用洗剤や重曹液などで湿らせた雑巾を高ホウキなどにくくりつけ、少しずつこすり拭きします。
ふきこぼれ、焦げ、こびりつき、…なかなか厄介なコンロのまわり。 |
その9:ガスレンジ(に類するものと、その周り)
・最新式のガスレンジや、電気を使ったIHクッキングヒーターなどは、かなりこの部分の掃除の負担が低くなるようにと進化していて、その進化具合(ラクさ)にはほんと目を見張ります。
・が、ごく普通の「五徳」「受け皿」「バーナー」が備えられているガスレンジの場合は地味に手入れを重ねていくことが大事…。最新式に負けずキレイなキッチンを実現しましょう。ここは年末に向けて週1回ずつケアしていくこと!
・二度拭き三度拭きといった手間を避けるには、洗剤要らずの『メラミンスポンジ』が便利! 調理後、充分冷めたところで「五徳」「受け皿」「バーナー」部分からこすり掃除し、スポンジを洗い汚れを落としながら、レンジ上面全体、レンジ周辺部とエリアを広げていきます。最後には固く絞った布巾で拭きあげ一旦終了です。
その10:換気扇(と、その周り)
・普段から拭き掃除をしていたり、定期的な換気扇ケアを外注していたりする場合、特別な大掃除は必要ありません。
・が、年に一度の大掃除まで汚れをためている場合は、ここに関してはやや時間をかけてケアする必要があります。まず1時間程度の掃除時間を確保するようにしてください。
・取扱説明書に沿って換気扇を取り外したら、
A・濃い目の洗剤溶液を入れたビニール袋に換気扇の各パーツを漬け込み、汚れを浮かせて洗浄し、干す
B・同様の洗剤溶液を入れた衣装ケースに換気扇の各パーツを漬け込み、汚れを浮かせて洗浄し、干す
C・各パーツに分けた換気扇に重曹を満遍なくふりかけ、汚れを吸着させ古新聞で拭い、その後集めのお湯を使って洗浄する
以上のいずれかの方法で樹脂化した油・ホコリ汚れと戦います。個人的にはお勧めはC、の方法です。素手でやっても手荒れが少なく済みます。
・換気扇周辺も油汚れに侵されていますので、壁掃除の方法に準じて清拭してください。
「…って、この掃除のどこが呑気♪ なの?!」とお叱りの言葉をチョウダイしてしまうかも…。ポイントの項目が進むに連れシリアスな大変さが予測でき、ウンザリされてしまうキライがあるかもしれませんがそこはまだ11月! だということで心を明るく持ち、ちょっとずつ、掃除に取り組んでみてください。
これ全部1日2日でやろうと思ったら覚悟が要りますが、「その10:換気扇」以外は小出しに掃除を進めていくことが充分可能です! 「って、普段から掃除してれば全部特に必要ないんじゃ…?」
…ハイ、それ正解! です…。
このお掃除の「クセ」を是非つけて、来年はキッチン大掃除をしなくてもいい♪ 身分を目指しましょう!!! (私もですが)
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