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老後のための住まい選び5条件(3ページ目)

2004年6月5日、年金改革法が成立しました。でもその前提条件は、はなはだ不安定…私たちの60歳以降って、どうなっちゃうの!?

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

安全性と柔軟性を持った住まいを選ぶ!


「住み替えたいわけではない…のに住み続けられる状態ではない」という事態に陥らない「欠陥のない」「適宜手入れされ」「可変性に優れた」安全性と柔軟性は必須!

【「もう住めない」物件にならないように】
マンションの耐用年数は46年といわれています。つまり築20年の中古マンションであっても、残り半分以上の住まい価値は残っているハズなのです。しかし一応のこの「寿命」をまっとうできない物件も存在します。新築の時点での物件の確かさに加え、住み続けながら建物に対し的確な修繕を行う住まい手の態度が反映されやすい部分です。

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「「マンション管理」は誰がする?」(賢いマンション暮らし)
「SI住宅ってナニ?」(首都圏で家を買う)


長く暮らせるすまいづくりを怠らない!


写真のタイトル
家に対する、日頃からの愛着も「長く暮らせる住まいづくり」に関連するのではないでしょうか?
「60歳では泣かずに済んでも80歳では泣く…かも知れない」家ではないこと!

【50年100年、当たり前!?】
「人間五十年」どころではない長寿社会です。60歳時に新築した住まいが80歳時に建て替えの必要性が…!なんていう冗談のような目に遭わない必要性があるのです。30歳代の自分にとって60歳ははるか未来の老いたとき、というイメージですがそこから更に20年後の住まい方もイメージする力が必要です。木造住宅=寿命20年、という悪しき不文律はエコロジーの観点からももう終えねばなりません。

【関連記事】
「家の寿命32年されどローン35年」(長く暮らせる家づくり)


しかし、もっとも、実際のところ「30年後の状況」など(ホントは)分かりません。

ハイパーインフレが起こるか予測もつかない天変地異が起こるか?そもそも自分が生きているか、死んでいるかすら未知…。だからこそひたすら心配にもなるし、過剰にお気楽にもなれるのでしょう。

大事なのは、自分が60歳を迎えたとき「泣かずに済む」布石=「幸せ」の布石を「いま」打つ…!べく、住まいを選び取ること。この賭け金、「住まいの購入はギャンブルだ」といわれる所以ですが、「払った年金の総額」に比べれば、案外安いのカモ…
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