女性の薄毛・抜け毛/マイナス5歳!簡単ヘアアレンジ

基本が肝心! ブロー&ブラッシング術

いつものブローとブラッシングが、枝毛や切れ毛など髪のトラブルの原因になっているかも……。あなたは正しく使えていますか? 今回はブローとブラッシングの注意点をまとめてみます。

執筆者:All About 編集部

ヘアメイクに欠かせないドライヤー&ブラシ。あなたは正しく使えていますか? いつものブローとブラッシングが、髪のトラブルの原因になっているかも……。ブローとブラッシングの注意点をまとめてみます。

髪のヤケドに要注意! 正しいドライヤーの使い方

ドライヤー
正しくブローすれば、髪のダメージは防げます!
ご承知の通り、ドライヤーは、ぬれた髪を早く乾かしたり、カールするなど髪にクセづけしたり、髪をひっぱってクセを直したりするために使います。注意したいのは、乾かしすぎ。ドライヤーの吹き出し口からは、なんと100℃以上もの熱風が出ています。髪は温度を感じないため、長くあてていても気づきにくいので注意が必要です。

髪は正常な状態では、12~13%の水分を蓄えています。ドライヤーでその水分を奪いすぎてしまうと、ツヤがなくなるだけでなく、枝毛・切れ毛の原因になってしまいます。さらにひどい場合には、頭皮の角質まではがしてしまい、フケが出たり、炎症を起こしてしまったりすることもあります。

ドライヤーを使う時は、必ず髪から15cm~20cm離すこと。同じところに長くあてないように、小さく動かしてください。合わせて、手ぐしで髪をほぐしながら、髪の内側にも風を送ると、ブローの時間が短縮できます。

髪がぬれていると、髪の温度はあまり上がらないのですが、乾いてくるとすぐに温度が上がります。その時に髪は一番ダメージを受けやすく、髪の内部のタンパク質が乾燥して硬くなったり、髪の表面のキューティクルがはがれたりして、枝毛・切れ毛になってしまいます。特にスタイリングする際は、髪を水で濡らしたり、ローションなどのスタイリング剤をつけたり、髪に水分を充分含ませてからブローしてください。

ただし、スタイリング剤の中には、たくさんつけると煙が出たり、燃えてしまったりするものがあります。ドライヤーの熱が100℃以上になるため、そのような現象が起きてしまうのです。「火気厳禁」と書かれたものや、アルコール、オイルが多く入っているものは、使用の際には説明書を読むようにしましょう。

■髪にやさしいドライヤーのコツ
・ぬれた髪を乾かす時は、水滴が落ちない程度にタオルドライを
・ドライヤーは髪から15~20cm離して
・熱風を同じところに長くあてないよう、ドライヤーを小刻みに動かしながらあてる
・スタイリングする時は、水やスタイリング剤で髪を濡らしてから
・ブローの際は「火気厳禁」のもの、アルコール、オイルが多く入ったスタイリング剤は使用説明に注意

■「マイナスイオンドライヤー」でツヤ髪の理由
「髪がきれいになる」と人気のマイナスイオンドライヤー。どんな効果があるのでしょうか。髪の表面はプラスに帯電しやすく、ホコリなどを寄せ付けやすくなっています。マイナスイオンは、マイナスのイオンを帯びた酸素と空気中の水が結合したもの。静電気を中和させるだけでなく、髪の表面や髪の内部にまで水分が行き渡るため、乾燥しやすいブローの際にも髪の適切な水分量がキープできるというものです。マイナスイオンドライヤーなら、髪を傷めないでブローできそうですね。

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