トリートメントの効果を引き出す使い方
何気なく使っているトリートメント剤。ちょっとしたコツで、その効果をより引き出すことができます。反対に、使い方を誤ると、頭皮トラブルの原因になってしまうことも。トリートメントの効果的な使い方をご紹介します。内側からたたくようにして、トリートメント剤を髪につけます |
1.シャンプーの前に髪をお湯で流します
2.頭皮にシャンプーをつけて、ていねいに髪と頭皮を洗います
3.しっかりとすすぎます
4.トリートメント剤の油分をはじかないよう、軽くタオルドライします
5.トリートメント剤を手のひらに広げます(用量を守ること!)
6. 内側からたたくようにして、トリートメント剤を髪につけます
(ショートヘアの方は髪をつまむ感じで)
7.少し時間をおきます
8.髪をこすらないよう、やさしくすすぎます
特に注意したいのは、トリートメント剤を頭皮につけないようにすること。頭皮に擦りこんだり、伸ばしたりするのは厳禁です。せっかく頭皮をきれいに洗った後に、余計な油分を与えてしまうことになります。毛穴をふさぎ、頭皮に細菌が繁殖したり、炎症の原因になったりします。
■ダメージがひどい時の対処法
特にダメージがひどい方は、トリートメント剤を髪につけた後、シャワーキャップをかぶり、5~10分ほどおきます。そのまま湯船につかってもよいでしょう。毛髪があたたまることでタンパク質の結合がゆるみ、トリートメント剤がより内部に浸透します。週に2回くらい行うと効果的です。
それでも回復が見られない方は、残念ながら傷んだ髪を切るしかありません。新しく伸びた髪を大切にしてあげましょう。
トリートメント剤はたくさんつけたからといって、効果があがるわけではありません。油分が多すぎると、日焼け(油焼け)しやすくなり、毛髪が赤くなるなど退色する原因となってしまいます。製品ごとに決められた用量を守り、正しく使いましょう。