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デジタル一眼レフで「ふんわり写真」を撮る(2ページ目)

「もっと上手に写真を撮りたい!」そんな声を反映してか、今年に入ってからカメラのレッスン人気が急上昇中!スタイリッシュな“ふんわり写真”を撮るテクニックが身につく旬のレッスンをご紹介します。

山口 佐知子

執筆者:山口 佐知子

恋愛・おけいこガイド

ストロボや三脚なしでキレイな写真が撮れる!

今道しげみ先生
フラワーデザイナーでもある今道しげみ先生の、明るくてふんわりした写真に憧れるカメラ女子が激増中
というわけで、今回、女子なら誰もが「ステキ!」と思う写真の撮り方を教わるレッスンは、SONYが開催している写真教室のひとコマ「はじめてのリビングフォト」です。リビングフォトとは、「暮らしのワンシーンを撮る」ということ。つまり、お花の写真を撮るのでも、ストロボや三脚など大がかりな機材を担いで野山に向かうのでもなく、フラワーショップから買ってきたアレンジメントを部屋にいながらにして美しく撮ってしまおうというわけです。

そんなリビングフォトを教えてくださるのは、今道しげみ先生です。「おうちで楽しく! リビングフォト」を出版されているフォトグラファーの今道先生は、ロンドンや香港など世界でフラワーデザイナーとして活躍、多数の生徒を指導してこられた経歴もお持ちとあって、お花を美しく見せることにかけてはプロ中のプロ。人気の秘密はなんといっても、センスのよさにあるでしょう。たとえば、お花の色の組み合わせはもちろん、それを活ける器や下に敷くリネンの素材ひとつとっても、いちいち女子のツボに入ります。しかも、レッスンの後半には移動して撮影実習をするのですが、その場所だって老舗のイタリアンレストラン「サバティーニ・ディ・フィレンツェ」ときた日には! 先生のチャーミングなお人柄とピカピカの経歴、小物やシチュエーションなど周りにステキ的条件がズラリと整って、気持ちが盛り上がってきました!

憧れの“ふんわり写真”のノウハウをすべて公開

今道先生の作品
今回のレッスンで先生が撮った写真がコチラ。大理石と後ろのグラスのボケ感が雰囲気を出しています
「ほら、デジタル一眼レフカメラって重いでしょう? カメラを持ってヒール履いて歩いていたら、なんだか肩がこってしまって」と軽やかに微笑む今道先生は、レッスンの最初にモードの設定から丁寧に教えてくれます。お花の先生だった今道先生がフォトグラファーになるきっかけは、さかのぼること15年前。クリスマスプレゼントでもらったカメラで「どうしたらお花をキレイに撮れるのかしら?」と思ったことだそうです。

今までこそデジタル一眼レフを持っている女子も増えましたが、当時はプロのカメラマンではない女性が一眼レフカメラを持っているのはとっても珍しいこと。いわゆる“ふんわり写真”の撮り方を教えてもらえる機会もなく、いろいろ試行錯誤を重ねたという今道先生。そんなご経験を活かして、ふんわりさせるための絞りの数値や露出補正の方法など、ご自身が編み出した匠の技の数々を惜しみなく私たちに伝授してくださいます。あまりに丁寧すぎる指導に心配になってきたので「そんなに全部のテクニックを披露したら、商売あがったりなのでは?」と狭量じみた質問をしてみたところ、「昔の私みたいに、カメラを前に途方にくれている人に伝えていけたらいいな、って」とニッコリ。…なんという心の広さでしょう!

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