自分の髪や頭皮の状態を、よく見てみたことはありますか? 気付かないうちに、頭皮や髪の毛が弱っているかもしれません。チェックするポイントをご紹介しますので、あなたもぜひ試してみてください。

頭皮のチェック


□頭皮を指で軽く押すと硬く感じる
□前頭部~頭頂部が薄い
□フケ、かゆみがある

頭皮チェック
頭皮は硬い? やわらかい? しっかり触ってチェック!
□頭皮を指で軽く押すと硬く感じる
頭皮を指で軽く押してみて、硬い感じがしたら要注意です。頭皮はいわば、「土」のようなもの。硬くしまったやせた土では、植物が育ちにくいですよね。健康な頭皮は、ふわっとしています。硬くなる原因は、血行が悪いため。やさしく頭皮を押して、マッサージしてあげましょう。

□前頭部~頭頂部が薄い
前頭部~頭頂部あたり、髪が薄くなっていませんか? 一般的には50歳を過ぎると、女性ホルモンが減少して男性ホルモンが増加し、薄毛になりやすくなると言われています。それ以前から薄くなっている方は、ホルモンのバランスが悪いのかもしれませんね。その原因のひとつが、全身の血行の悪さです。タバコは控え、お酒はほどほどに。全身の血行を良くする運動や、頭皮のマッサージをこころがけましょう。
※頭皮のマッサージの方法については、今後の記事でご紹介する予定です。

□フケ、かゆみがある
フケの原因は、皮脂の分泌の増加によるもの。フケの増加に伴って、かゆみも発生してしまいます。爪で頭皮をひっかいて、さらにかゆみを悪化させることもあります。また、フケには、乾燥したものと湿気の多いものの2種類に分かれます。乾性のフケは頭皮の乾燥によるもので、湿性のフケは皮脂の分泌が多すぎてフケの原因となる悪玉常在菌が増殖し、頭皮のターンオーバーが早くなることによるものです。
※通常毛穴(頭皮)には悪玉常在菌と善玉常在菌が存在しています。

外出した日や整髪料を使った日は特に丁寧に頭皮や髪の毛をシャンプーする方が良いですが、決して強く洗いすぎないように心がけましょう。週に1度は整髪料を使わない「休髪日」を設けて、髪や頭皮をいたわってあげることも大切です。

湿性のフケが出る方は、低刺激のアミノ酸系シャンプーを使い、頭皮を清潔に保つことが大切です。毎日シャンプーし、フケがおさまってきたら、1日おきにするなどして、皮脂腺の働きを正常に戻してあげましょう。

ただし、あまりにもフケがひどい場合は、皮膚の病気が考えられます。皮膚科へ受診することをおすすめします。

髪の毛のチェック


□髪の毛の根元が細い
□枝毛、切れ毛がある
□髪の毛先から根元に向かってなでると、ひっかかる

髪の毛チェック
普段じっくり見ることがない髪の毛。ちょっと気にかけてみましょう
□髪の毛の根元が細い
自然に抜けた髪の毛を見てみてください。根元(棍毛)が細くなっていませんか? 健康な棍毛は、楕円形にふくらんでいます。棍毛がふくらんでいないという方は、異常な脱毛がはじまっている可能性があります。異常な脱毛とは、過度なダイエット、ストレスや外傷、発熱などにより、ヘアサイクルが早まり髪の毛が完全に成長する前に休止期になり脱落してしまう現象を言います。そのことで結果として薄毛につながってしまいます。ただし、円形脱毛症が見られるならば、それは一時的な脱毛。数ヶ月から1年ほどで治ることが多くあまり心配する必要はありません。

それ以外の原因としては、分娩後やピルの服用によるもの、病気による薬品の使用があげられます。

□枝毛、切れ毛がある
枝毛・切れ毛がある方は、シャンプーやドライヤー、ブラッシング方法を見直してみましょう。シャンプーは髪にやさしい「アミノ酸系」のものに変えてみてください。ブリーチやヘアカラーなど、アルカリ性や強酸性の液の使用も控えた方がよいですね。
また、ドライヤーは熱風を同じところに長くあてないよう注意を払ってください。ブラッシングは静電気を起こさないよう、ゆっくりやさしくすること。また、エアコンや紫外線などにあたりすぎるのもなるべく避けてください。

枝毛・切れ毛の処理は必ずハサミで切るようにしてください。ひっぱったり、裂いたりすると、余計にひどくなってしまいますよ。

□髪の毛先から根元に向かってなでると、ひっかかる
シャンプーしたての髪を、髪の毛先から根元に向かってなでてみてください。ざらざらしていてひっかかりがある方は、髪の表面(キューティクル)が荒れています。サラサラの方は、キューティクルが正常で、髪は水分を保っている状態になっています。頭皮から出た部分の毛は、肌のように再生しません。リンスやコンディショナーで、表面の荒れを防ぐことはできます。

次ページは、髪と生活の習慣についてのチェックです。