予備電池でフォロー
まず考えられるのは、予備電池を購入することである。こんな単純な解決方法では「デジタルカメラガイド」の話を読んでいる意味がないとのお叱りのメールが届きそうなので、さっさと次に行ってみよう。
ただ、サードパーティー製の安価なものを予備電池として購入するのは選択肢に入れておいてもいいのではないかと思っている。
3泊ていどまでであれば、この方法で切り抜けられるはずだ。
ただし、ここでオススメしているのはあくまでもサードパーティー製であって、偽造品ではないので、ご注意を。
あきらめて充電器を持ち歩く
あきらめて充電器を持っていくというのも手ではある。いや、石を投げないように。
充電池を利用してるデジタルカメラの場合、これが最良の道ではあるのだ。
ホテルなどで充電できる環境にあるのなら、やはり充電器は積極的に利用したい。
ただし海外の場合、手持ちのデジカメの充電器が世界対応のものかどうかをチェックしていただきたい。
マニュアルや充電器に海外対応について書いていなくとも、100-240V対応となっていれば基本的に世界的に対応可能だ(コンセント形状を別にすれば、だが)。
また、雑魚寝の宿の場合は防犯に気をつけてもらいたい。特に海外ではデジタルカメラはまだまだ高価な品として扱われている。
「記念写真を撮りますよ」と声をかけられても、基本的には断ったほうがいい。
ホテルなどに宿泊しない場合、ファミリーレストランなどで食事を取るときにコンセントを利用させてもらうというのも手ではある。
ただし、所有者からの許可なく勝手にコンセントを利用することは盗電という立派な犯罪なので、一声かけて許可を得てからにしたい。
だが、旅行中に一切充電ができないというシチュエーションも少なからず存在する。
山登りやキャンプでは、充電は不可能だろう。
こういった場合の対策ももちろん、存在している。
その対策とは? (Page4へ)
・Page1 旅行はできるかぎり身軽で行きたい!
・Page2 単三電池で万全!?
・Page3 専用充電池は……
・Page4 フィールドワークに強い味方発見!
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