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手ぶれを防止するデジカメ撮影テクニック(3ページ目)

Lサイズでプリントしていたフィルムカメラと異なり、高画素化したデジタルカメラでは手ぶれがわかってしまう。では、手ぶれを防止するにはどうすればいいか。お教えしましょう。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

手ぶれをふせぐ究極テクニック(?)

前ページでは三脚や地面などをカメラの固定に使うことをおすすめしたが、三脚もなければ固定できる場所もないという場合も存在するだろう。

そんなときは手持ちで撮影しなければならない。
手持ちでの撮影であっても、ちゃんとホールディングさえすれば、手ぶれは防止できる。

そのための究極のテクニックをご紹介しよう。

・4 リラックスする

「え、リラックス?」と思われた方も多いだろう。
しかし、手持ち撮影のときの極意がこれだ。
ためしにあらんかぎりの力をこめてデジカメを握り締めるようにして、シャッターを押してみてもらいたい。
力みすぎて筋肉が震え、とてつもない手ぶれが起きるはずだ。

しっかりとしたホールディングを心がけるあまりに力みすぎて、手ぶれを誘発していることも少なくないのだ。
あくまでもリラックスして、脇をしめてホールディングするとかなり違うのがわかるはずだ。
できれば液晶ディスプレイを見ずにファインダーを覗くスタイルがお勧めなのだが……。

カメラを固定しようと力みすぎると、逆に手ぶれを引き起こす。
リラックスし、脇をしめれば手ぶれは激減する。
このときのフォールディングは左手の親指でデジカメの左側面を抑え、他の指はデジカメの下辺を支えるようにする。
そして右手でシャッターを包むようにするともっとも安定する。

ただ、デジタルカメラには液晶を覗きこむ撮りかたをすることが多い。
この撮りかたはやや不安定といわざるをえない。

そんなときおすすめのアイテムがひとつある。 (Page4へ)
Page1 手ぶれを防ぐ基本は三脚
Page2 手ぶれを防ぐ基本テクニック2
Page3 手ぶれを防ぐ究極テクニック(?)
・Page4 液晶ディスプレイにはこのアイテムを
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