食べきれずに残ったパンの利用法、第2回目です。
(前回の記事はココ。ラズベリースフレとマッシュルームの洋風茶碗蒸し)
こうして考えると我が家ではしょっちゅうパンを残しているのでしょうか。まだまだたくさんの利用法があるなあ、と指折り数えているところです。今日のレシピはキャビネットクッキング。冷蔵庫や食品庫に眠っている食材を総動員して作る、残り物レシピです。
まずは『ひとくちおつまみプッタネスカ』。
どんなときでも必ずある、なくてはならない調味料。基本の塩、砂糖、酢、醤油、みりん、味噌と同じように。そしてこれさえあれば、どんな食材も「イタリアン」に姿を変えてしまう魔法のような保存食材がコレです。
アンチョビをすりつぶしたソース、黒オリーブのペースト、トマトの水煮缶、ケッパーの酢漬け。アンチョビは、フィレの缶詰めでも良いですし、黒オリーブは丸ごとの粒でもOK。ただ、ペーストやソースになっていると、使う時にまな板を汚さないので休日の「モノグサクッキング」には最適なのです。
一度開けたものは冷蔵保存して早めに使い切るようにしていますが、たいてい食品庫に1つか2つは備蓄があります。トマトの水煮缶はもっと活躍頻度が高いので、4~5缶。特に角切りタイプはまな板要らず。缶から直接お鍋やフライパンに出せるのでお気に入りです。
今日ご紹介するひとくちおつまみは、これらの食材をちぎったバゲット(堅くなった昨日の残りが最適)と混ぜて、ドロップクッキーのようにまーるく天板に落として焼くだけ。小麦粉を少量つなぎに使うので、カタチも崩れず焼き上がります。手でつまんで一口で。焼きたてなら外はパリパリ、中はしっとり半生でアツアツです。
そして嬉しいのは、下準備が全てレンジでできてしまうこと。キッチンも汚さないので、夜中におなかがすいた時。ワインやビールをちょっと開けて、、がお勧めですよ☆
プッタネスカは、パスタソースとしても有名ですね。下のレシピのパン以外の材料を混ぜ、煮詰めてスパゲッティにかけたものです。
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