みんなの投稿レシピ/スタイリッシュレシピ関連情報

今日届いた淡色野菜のスープ

身体にイイのは緑黄色野菜だけではありません。淡い色の野菜を集めて水だけで煮込んだスープは、野菜がそれぞれの甘みやうまみを出し合って、ひとつにまとまります。

執筆者:桜 美香

  • 大根は皮をむいて太めの拍子切りに、じゃがいもは皮をむいて食べやすい大きさにカット。にんじんは、皮はむかずに縦半分に切る。(普通の大きなにんじんを使う時は乱切りにする)なすは皮をむいて乱切りにし、水につけてアクを抜く。セロリは軽く筋をとって乱切りに、カリフラワーは小房に分ける。キャベツは芯を残したまま放射状に切る。
  • 鍋に3カップの水を入れ、じゃがいも、にんじん、大根を入れて沸騰させる。沸騰したらクレソン以外の野菜、塩、ハーブを入れ、ふたをして15分煮込む。(塩の味でこのスープの味が決まるので、できれば精製塩を避け、ミネラル分を多く含むおいしい塩を!)
  • 野菜が柔らかくなったら仕上げにバターを落とす。
  • 器に盛りつけ、クレソンをトッピングする。
  • 身体に良い野菜をたくさん食べなくては!と思った時、まず頭に浮かぶのはにんじんやピーマン、かぼちゃなどの緑黄色野菜ではないでしょうか。もちろん、緑黄色野菜を食べることも重要ですが、淡色野菜は食べなくて良いということではありません。にんじん、かぼちゃ、トマトなどの緑黄色野菜に多く含まれているベータカロチンは、ガン細胞の原因となる活性酸素を抑える抗酸化力があり、脚光をあびていますが、淡色野菜にも免疫力を高める働きが報告されています。キャベツやカリフラワー、大根などの淡色野菜に含まれるイオウ化合物が、免疫システムを活性化させ、ガン予防にも効果があるのだそうです。

    淡い色の野菜を集めて煮込んだスープは、優しいクリーム色。仕上げの風味付けに使ったバターの色です。コンソメなどは使わず水だけで煮込みましょう。野菜がそれぞれの甘みやうまみを出し合って、ひとつにまとまります。

    -----------------------------------------------------------------------

    今日届いた淡色野菜の煮込みスープ
    ★note...
    美味しい野菜を宅配で取り寄せている方も多いと思います。箱から出したばかりの新鮮な野菜を少しずつ集めてスープにしてみませんか?夏ならトマト味にしてもさっぱり美味しい。ハーブは香りがほんのり付く程度に少量使いましょう。
    serves 2
    • 大根 5センチ
    • なす 1本
    • じゃがいも 小2個
    • 小にんじん 4本(普通のにんじんなら1本)
    • セロリ 1/2本
    • カリフラワー 1/6株
    • キャベツ 1/4個
    • クレソン 少々
    • お好みのハーブ(タイム、ディルなど) 少々
    • 塩 少々
    • バター 20グラム
    ~ BGM for VegetableFoods ~
    S.Prokofiev
    Visions fugitives Op.22

    (プロコフィエフ/束の間の幻影)
    <<前へ 1 / 2

    【野菜好きのためのベジーフード、まだまだあります。】

    ◆フルーツトマトの不思議!透明スープ→レシピを見る>>

    ◆ゆでただけにんじん★ディルの薫り→レシピを見る>>

    ◆野菜がメイン!彩り野菜のエチュベ→レシピを見る>>

    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
    ※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

    あわせて読みたい

    あなたにオススメ

      表示について

      カテゴリー一覧

      All Aboutサービス・メディア

      All About公式SNS
      日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
      公式SNS一覧
      © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます