9代目(1986年4月~1990年12月)
ワンピースに白い襟がつき、首まわりをすっきり |
ソウルでは、86年のアジア競技大会、88年のオリンピックと国際スポーツ大会を相次いで開催。海外旅行も自由化されるなど、韓国社会の国際化が急激に進んだ時代のユニフォームがこの9代目です。デザインは初めて海外のデザイナーに依頼し、米国のジョイス・ディクソン氏が担当。ワンピースは七分袖にジッパースタイルで動きやすさを出し、赤色のジャケットを組み合わせました。燕尾服スタイルのジャケットが女性キャビンアテンダントのイメージを高めたほか、韓国の寺社などによく見られる伝統模様“丹青(タンチョン)”をモチーフにしたデザインがベルトに施され、“国際化”とともに“伝統”というキーワードも取り入れたユニフォームです。
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