航空券/航空会社・エアライントピックス

大韓航空・歴代CAユニフォーム展(9ページ目)

大韓航空は創立40周年記念イベントとして、旅客機1機に歴代ユニフォームを着た客室乗務員が乗務するスペシャルフライトを実施。先ごろ羽田空港にも飛来し、ターミナルでは歴代の計11種類の制服が披露されました。

執筆者:秋本 俊二

9代目(1986年4月~1990年12月)

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ワンピースに白い襟がつき、首まわりをすっきり


ソウルでは、86年のアジア競技大会、88年のオリンピックと国際スポーツ大会を相次いで開催。海外旅行も自由化されるなど、韓国社会の国際化が急激に進んだ時代のユニフォームがこの9代目です。デザインは初めて海外のデザイナーに依頼し、米国のジョイス・ディクソン氏が担当。ワンピースは七分袖にジッパースタイルで動きやすさを出し、赤色のジャケットを組み合わせました。燕尾服スタイルのジャケットが女性キャビンアテンダントのイメージを高めたほか、韓国の寺社などによく見られる伝統模様“丹青(タンチョン)”をモチーフにしたデザインがベルトに施され、“国際化”とともに“伝統”というキーワードも取り入れたユニフォームです。

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