人気の和食コースをネットで事前予約


離陸して水平飛行に移り、1時間ほどすると、機内でディナーのサービスが始まりました。路線やフライト時間に合わせて豊富なバリエーションのミールサービスを提供しているのも、ノースウエスト航空がファンたちに支持されている理由の一つです。

ポートランド線をはじめアメリカ本土への便のビジネスクラスでは、メインを3種類の洋食フルコースか、和食コースの計4種類からチョイスできます。とくに和食のメニューは人気で、数に限りがあるため、希望する場合は事前にWebサイトから予約しておくといいでしょう。私も成田空港へ出発する前に、しっかりネットで予約を入れてきました。

photo-6
多彩な機内食メニューの中でも本格的な「和食コース」はおすすめ

成田からの便に搭載される機内食は、空港に近い千葉県富里市にある同社専用の機内食工場でつくられています。こうした食品工場では通常、効率的な“流れ作業”が見られますが、ノースウエスト航空では流れ作業の形をとっていません。「作業に当たる一人ひとりが、最初から最終的な完成品にするまでを担当します」と広報スタッフも言っていました。食材の鮮度や調理具合などを個々のスタッフが責任を持ってチェック・管理することで、高い品質と安全性を守るという狙いがあるのでしょう。こうした細やかな取り組みにも、乗客によりよいサービスを提供したいという企業姿勢が感じられます。

メニューも、ノースウエスト航空では3カ月ごとに見直しが図られます。乗客の要望やニーズの変化に常にアンテナを張りながら、シェフやスタッフが一丸となって旬の素材を活かした新しいメニューの開発にチャレンジ。利用するたびにまた違う味を満喫できるというのも、同エアラインで旅をする楽しみの一つかも知れません。

では、これからゆっくりと時間をかけて和食コースをいただくことにします。


≫≫≫ 次のページは「空港の“エコ・プロジェクト”」