単純な図案なら、初めての方でも15分ほどで出来上がりそう
消しゴムは固さがイロイロなので、何種類か試してみても。消しゴムハンコ専用の消しゴムもありますよ |
【準備するもの】
■消しゴム
■インク
■カッターや彫刻刀 など
ガイドは刃先がいろいろ交換できる、ホビー用カッターを用いました。単純な図案だと、普通のカッターで十分ですが、複雑な図案になってくると、刃先が小さめのカッターが便利かもしれません。お子さまと作られる場合は、ケガをしないようにカッターの取り扱いには、くれぐれも気をつけてくださいね。
まずは、消しゴムハンコの作り方
図案を鉛筆で書きます。インクが付く面を、黒い線で描きます。初めての方は線で形を書くよりも(画像右)、形そのままを残して彫る(画像左)方が楽です。次に、鉛筆で書いた図案の上から消しゴムを押し当てて、消しゴムに図案を転写します。
図案よりも少し大きめに、消しゴムをカットしたら、まずは図案の外側の線を彫っていきます。線より外に向かってななめにカッターの刃をあて、1周させます。次に反対側からも同じようにななめに刃をいれていきます。
断面図のイメージ。赤い箇所が、インクの付く面です。
内側も同じように彫り、周囲もすべて彫ります。余分なインクがつかないように、角を切り落とします。
完成。画像左は、線で描いたハート。右は形そのまま。右の方が、内側を彫らない分、作るのは楽です。インクが付く面を想像しながら、図案を考えてくださいね。
既存の図案を使う場合は?
お子さまの描いた絵や、既存の図案を用いる場合は、図案の上にトレーシングペーパーをのせ、その上から鉛筆で図案をなぞります。後は上記の要領と同じ。トレーシングペーパーに描いた図案を、消しゴムに転写します。
子供の絵や文字をハンコにすれば、写真とはまた違った成長の記録に。
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