ハンドメイド・手芸/ハンドメイドの実例

海外との友情の懸け橋 ラウンドロビンキルトについて

キルトの中心部分を作り、別な人がぞれぞれ周囲のボーダーを一周ずつ付け加えて仕立ていくのがラウンドロビンキルト。ひとつの作品を共同作業で作ることで友情が深まるという意味合いもあります。

執筆者:佐々木 純子


銀座のアートスペースで、ラウンドロビンキルトの展示会を見て来ました。ラウンドロビンキルトとは、ひとつのキルトを何人もの人が作っていき、最後には一枚のキルトに仕上げていくもの。自分では思いつかないようなデザインの意外性を楽しみながら、仲間との友情も育んでいくことができます。ここで展示されていたラウンドロビンキルトを例にすると、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの4人がそれぞれセンター部分を作り、AさんはBさんに、BさんはCさんにと、それぞれ回して、センターの周囲に第一ボーダーを付けてもらいます。次にBさんはCさんに、CさんはDさんに渡し、同様に周囲に第二ボーダーを付けます。さらに最後の人が第三ボーダーを付けて、トップが完成。これで4人分のトップ4枚が完成することになります。こちらのグループではセンターを作った方が最後にキルティングして、周囲をパイピングして終了としましたが、ほかにもいろいろなやり方があるようです。
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