先月は、情報処理技術者試験を題材に「これからITエンジニアになる方のために」というガイド記事をお送りしました。これを受けて今月は、具体的にITエンジニアになるためにはどのようなスキルが必要で、どのような勉強や経験を積めばいいかをご説明します。

まずは簡単な情報理論から

itkeiei
基本的スキルをつけよう!
一言でITエンジニアと言っても、プログラマやSE、テクニカルエンジニア、プロジェクトマネージャなどその職種はたくさんあります。これらの職種では職種に応じたスキルが必要ですが、コンピュータのハードウェアの知識や情報理論などは、全ての職種のベースになるでしょう。現在の情報処理技術者試験では、基本情報処理技術者の試験内容がそれに該当しますが、ここではごく簡単な情報理論や2進数についてクイズ形式で説明していきます。

■クイズその1
情報の最小単位は何でしょうか?

■クイズその2
飛行機事故が起きたというニュースと街の中で交通事故があったというニュースでは、どちらが情報量が多いでしょうか。

■クイズその3
2進数で表した数字「0110」を、左に1桁移動すると「1100」になりますが、これは移動する前の何倍になっているでしょうか?

■クイズその4
1バイトで表すことができる数字は、いくつでしょうか?

このようなクイズは一見簡単そうですが、コンピュータの知識がない方にとっては少し難しいかもしれませんね。また、このようなクイズがITエンジニアとどういう関係にあるのか?と思われた方も多いと思います。私たち人間は、数を数えるときには10進数を使います。つまり、1、2、3・・・9と数え、9の次は10となり数字が1桁から2桁に変わります。10進数では10になると桁が1つ上がるのです。実は、パソコンなどのコンピュータは、10進数でなく2進数で計算しています。ですので、この2進数をマスターすることはITエンジニアにとっては、最初の関門と言ってもいいでしょう。

それでは、次のページにクイズの答えを説明します。