インターネットの世界も日々進化しています。最近では、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)というものが注目を集め、多くの人が参加しています。ここでは、様々な情報交換がされており、もちろん資格関連のコミュニティもあります。今回は、資格取得のためのSNS活用方をご紹介します。
SNSとは?
SNSとは簡単にいうと「会員制のコミュニティサイト」です。ただし、会員制と言ってもサイト運営会社に会員申込をするのではなく、既にサイトに参加している方から招待さることにより参加できます。つまり、友達(既に参加している人)の紹介があれば参加できるという「友人・知人同士のコミュニティサイト」なのです。コミュニティサイトとは、参加している人同士でメールの交換をしたり、特定のテーマのコミュニティに参加して意見や情報を交換するものです。また、自分のプロフィールを紹介したり日記を書くこともできます。
友達の輪で情報交換しよう! |
SNSサイトは多くありますが、ミクシイ(mixi)が有名で、平成19年5月30日時点で会員が1000万人を突破したそうです。
1000万人もの人が集まっているのですから、いろいろな情報が得られることは間違いありません。ここでは、多くのコミュニティがありますが、情報処理技術者試験関連のコミュニティもありますので、これから受験される方にとって有益な情報もあるでしょう。
尚、このような資格関連のコミュニティは以前からも電子掲示板という形で存在しましたが、インターネットの匿名性を悪用した、誹謗中傷などが書き込まれるという問題がありました。
しかし、mixiなどのSNSでは本名を登録して参加するため、このような誹謗中傷は発生しにくいという特徴があります(登録した本名は公開しなくもよい)。
SNSの活用方法
例えばmixiには、初級シスアドや基本情報処理技術者のコミュニティがあります。コミュニティでの書き込みをそのまま転載することはできませんが、例えば次のような会話がされています。Aさん
「現在学生です。これから初級シスアドを受験するのですが、勉強方法などを教えてください」
Bさん
「私は3ヶ月前から勉強始めました。教科書は1冊に絞りあとは参考書的なもの2冊買い、それで勉強しました」、「午前試験は過去問を勉強すればいいと思いますが、新しいテーマも出題されるので、常にIT関連の雑誌などを読む必要がありますね」
また、次のような会話もあります。
Cさん
「基本情報処理技術者試験で、プログラムの問題がありますが、どの言語を選択すればいいでしょうか?」
Dさん
「CASLがいいと思います」、「CASLを勉強すれば、午前のコンピュータアーキテクチャの理解にも繋がりますので」
また、勉強するためにいい教科書ありませんか?という質問に対して、具体的な書籍名をあげてアドバイスしてくれる人もいます。
さらに、教育機関(学校)の口コミや具体的な問題の解き方を教えてくれる人もいます。先にも書きましたが、従来の電子掲示板の場合匿名性が強いため、誹謗中傷もありましたが、SNSではそういう書き込みは極めて少ないため、有益な情報交換ができるといえるでしょう。
秋の情報処理技術者試験まで、あと3ヶ月程度です。ぜひがんばってください。
<関連情報>
ミクシイの使い方
ミクシイ完全ガイド