資格と実力の両立

資格を取ったけれど、実はペーパーエンジニアだった。ということになれば、資格を取って転職しても、「できないエンジニア」と言われます。そうならないためには、実力と資格の両立が必要です。今回は、資格と実力を両立できる、実務検定がある試験をご紹介します。

資格と実力の両立

転職する時に、IT関連の資格を持っていれば、自分の能力を客観的に判断してもらうことができます。その意味で資格を持つことは非常に有益です。しかし、もし仮に資格はあるがあまり実務経験がないと、転職して新しい会社で早速仕事を言われても、うまくできないでしょう。そうなれば、資格はあるが実力がないと言われてしまいます。
逆に資格はないが実力がある人も多くいます。しかし転職のときはなかなかその実力を分かってもらうことは難しいものです。つまり、転職後もその職場で力を発揮するためには、資格と実力の2つを両立させる必要があるのです。資格の中にもペーパーテストだけでなく実務能力を試す試験もあります。このような資格であれば、知識も実務能力もあると判断されます。
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実技試験で、資格と実力の両立しよう!

実技ができる学校

例えば、Javaを使ってプログラムを作る会社に転職するとします。従来Javaでのプログラム開発経験があればいいですが、経験がないと実力がつきません。かつ実技がある試験をパスするのは難しいでしょう。その場合、知識と共に実技を教えてくれる学校を選べば実技の習得もできます。実技を教える学校はたくさんありますが、次のことに注意が必要です。

・教える講師は実務経験があるか
実務経験がある講師が教えているかが重要です。学校に予め問合せてみるのもいいでしょう。

・実技を行なう環境(パソコンの性能や台数など)は充実しているか
実技を行なうためのパソコンが揃っているかも重要です。古いパソコンを使っていると速度が遅いなどの問題もありますので、申込む前に環境を見に行ってもいいでしょう。

・カリキュラムは初級から中高級まであるか
実技の能力は受講生によって違います。できればあまり経験がない人でも受講できる初級クラスから高度な実技を教える上級まであるところがいいでしょう。

・実技時間は十分か
自宅で実技を実習できない人の場合、実技時間を十分にとっていることも重要です

実技がある資格

それでは、実際に実技能力検定がある試験についてご紹介します。これらの試験は、プログラム開発で利用される主な言語についての実務能力試験です。

(1)C言語プログラミング能力検定試験
3級から1級までのレベルがあり、C言語を駆使して簡単なプログラムから高度なプログラムまでの作成能力が試されます。1級では仕様変更や仕様追加に対応できる能力が試されます。

(2)Javaプログラミング能力検定試験
C言語検定と同じく3級から1級までレベルがあり、Javaを駆使して簡単なプログラムから高度な応用プログラムの作成までが試されます。1級では仕様変更や仕様追加に対応できる能力が試されます。

(3)VisualBaiscプログラミング能力検定
3級から1級までのレベルがあり、1級ではVisualBaiscを活用して実務に耐えられるプログラムが作成できるかが試されます。

尚、これらの試験はプログラム言語を使ってどれくらい実務に耐えられるプログラムが作れるかが試されます。この他に情報処理技術者試験(基本情報、ソフトウェア技術者)などの資格があれば、プログラムだけでなくコンピュータシステム全体に対する能力があると見られますので、あわせて取得するのもいいでしょう。
いずれにしても、資格と実力の両立をして名実共に優秀なエンジニアを目指してください。

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