プログラマの仕事!
もうすぐ4月ですね。新入生や新社会人の方も新しい生活を送られることでしょう。
一方、来年の就職活動も始めておられると思います。今回は、IT業界への就職を考えておられる方に、プログラマの仕事をご紹介します。就職活動のヒントにして頂ければ幸いです。
プログラムとは?
世の中にはプログラムで動く機器がたくさんあります。例えば、携帯電話、ビデオ、テレビ、炊飯器なんかも実はマイコンというものが入っていて、そこにはプログラムがあるのです。一方、ゲームやワードプロセッサ、表計算などパソコンで動くソフトウェアもプログラムで動いています。私たちの生活からプログラムは切っても切れないくらい、あちらこちらで使われています。このプログラムはコンピュータの中にあります。炊飯器にも小さなコンピュータが入っていて、プログラムで温度調節などをしているのです。つまり、プログラムとはコンピュータに計算させたり、温度調節させたり、画面に絵や文字をださせる手順なのです。そして、このプログラムを作る人のことを「プログラマ」と呼んでいるのです。
プログラマの資格を取ってIT業界へ就職しよう! |
プログラマの仕事
プログラマは、コンピュータを動かすために、C、C++、Java、BASICなどのプログラム言語を使ってプログラムを作ります。ただし、勝手にプログラムを作るのではなく、設計図に従って作るのです。通常、SE(システムエンジニア)という職種の人がプログラムを設計し、プログラマはその設計図に従ってプログラムを作ります(経験を積んだプログラマが設計図まで作ることもありますが)。また、IT業界は大学の理系でないと就職できないと聞きますが、文系の学生でもたくさん就職していますし、IT系の会社では学部に関係なく採用しています。ですので、文系の方で来年のための就職活動をしようとしている方は、IT業界も就職先の1つとして検討されてはいかがでしょうか。
プログラマの資格
しかし、まったくプログラマの経験がないとIT業界への就職も躊躇しますね。そのような方は、プログラマのための入門的資格がありますので、来年の就職までに資格取得に挑戦されてはいかがでしょうか。次に、プログラマを目指す方に合った資格をご紹介します。(1)基本情報処理技術者
情報処理技術者試験の中でも、最も入門的な資格です。ソフトウェアだけでなく、コンピュータの簡単な原理なども出題されますので、プログラムだけでなく情報システムの全体的な知識がつきます。これから勉強される方は、まず基本情報技術者を目指してはいかがでしょうか。
(2)ソフトウェア開発技術者試験
基本情報技術者試験よりも高度なプログラム知識やコンピュータ関連技術が出題されます。さらにステップアップしたい方は、挑戦してください。
(3)C言語プログラミング能力検定試験3級
C言語は炊飯器のプログラムからゲームソフト、企業が利用する業務システムまで幅広く利用されているプログラム言語です。この試験は、プログラム技法を中心に出題されます。これからC言語を勉強される方は、まずは3級から挑戦してください。
(4)Javaプログラミング能力検定試験3級
Java言語は携帯電話のプログラムなに利用されており、今後Javaプログラマの需要はますます高まるでしょう。この試験もプログラム技法が中心です。まずは3級から挑戦してください。
(5)VisualBaiscプログラミング能力検定試験3級
VisualBaisc(ビジュアル・ベーシック:略してVB(ブイビー)とも呼ばれます)は、主に企業が利用する販売管理システムや生産管理システムなどの、業務システムなどで利用されます。今後VBプログラマの需要も伸びるでしょう。まずは3級から挑戦してください。
今回は、IT業界へ就職を考えている方のために、プログラマの仕事とそれに有効な資格試験をご紹介しました。ぜひ、IT業界へ興味を持って就職活動してください。
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