資格・検定/資格アーカイブ

IT業界概説と関連資格!(2ページ目)

IT業界へ就職・転職される方のために、各業種で有効なIT関連資格をご紹介します!

執筆者:坂田 岳史

■システムインテグレート(SI)会社
これらの会社は、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたシステムを提供する会社です。
全体システムの設計を行い、それにあったソフトとハードを調達して1つのシステムにします。そのため、ソフトウェア開発からプロジェクト管理、ユーザー企業の情報化戦略策定と幅広い人材が活躍します(システムの運用や保守もサポートするケースがあります)。そのためこの業種では、ソフトウェア開発の技術に加え、システム分析やプロジェクト管理などの資格が有効になります。さらに、システムを構築する場合、情報セキュリティにも配慮する必要があるため、セキュリティ関連資格も有効です。

システムアナリスト
プロジェクトマネージャ
アプリケーションエンジニア
基本情報技術者
ソフトウェア技術者
テクニカルエンジニア(ネットワーク)
テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)

情報セキュリティ関連資格
情報セキュリティの3つの視点

■ソフトウェアハウス
ソフトウェアメーカーがパッケージソフトを開発するのに対してソフトハウスは、ユーザー企業やシステムインテグレート会社などから依頼をうけて、個別開発を受託するケースが多くあります。システム設計から受託する場合もあれば、ソフトウェア開発だけを受託することもあります。ここでは、システム設計を行うSEやソフトエア開発の資格、ネットワーク、情報セキュリティ関連の資格が有効になります。

アプリケーションエンジニア
テクニカルエンジニア(ネットワーク)
テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)
基本情報技術者
ソフトウェア技術者

■ITコンサルティング会社
これらの会社は、ユーザー企業の経営戦略を策定し、それを元に情報化戦略を策定しシステム開発に繋いでいきます。自社でシステム開発まで行うケースもあれば、システム開発はシステムインテグレート会社やソフトウェアハウスに依頼する場合もあります。ここでは、ソフトウェア開発の技術よりも、ユーザー企業の経営戦略などを策定する資格が有効になります。また、システムの監査を行うこともあるため、監査系の資格も有効でしょう。
ITコーディネータ
システムアナリスト
システム監査技術者

今回は、IT業界へ就職・転職する方のために、各会社で有効な資格をご紹介しました。自分が行く会社についてよく研究し、これらの資格を目指してください。

<関連リンク>
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