これからIT業界へ就職や転職される方も多いと思います。しかし、IT業界と一口に言っても、ソフトウェアを開発する会社から通信回線を提供する会社、さらに、ハードウェアメーカーなど様々です。そして、これらIT業界への就職や転職に資格があれば有利なケースも多くあります。今回は、様々なIT業界の概説と各業界に有効なIT関連資格をご紹介します。就職や転職の際の参考にしてください。
IT業界概観と活用できる資格
それではIT業界にはどのような会社があり、そこでどのような資格が有効かをご紹介します。・コーヒーブレイク!資格を活かそう
■パソコンなどのハードウェアメーカー会社
これらの会社は、パソコンやサーバーなど個人や会社が利用するコンピュータのハードウェアを開発・製造・販売する会社です。ハードウェアと言っても、そこにはOSやドライバなどハードウェアを動かすためのソフトウェアも必要になります。このようなハードとソフトを組み合わせた製品を提供する会社をハードウェアメーカーといいます。
このような会社では、ハードウェア(CPUや外部記憶装置など)の基本的なことを理解しているソフトウェア開発技術者として次の資格が有効でしょう。また、ドライバなどを開発する組込型ソフト(エンベデッドシステム)の資格も有効です。
・基本情報技術者
会社にあった資格を取ろう! |
・ソフトウェア技術者
・テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)
・組込型システムエンジニアを目指す!
・基本情報処理技術者を目指せ!
・合格の秘訣!基本情報処理技術者
・情報処理資格 ソフトウェアエンジニア
■通信機器メーカー会社
これらの会社は、ルータやハブなどのネットワーク装置、ネットワーク機能を持つPDAや交換機などを開発・製造・販売する会社です。ここでは、ソフトウェア開発や組込型ソフトウェアの資格に加えて、ネットワーク系の資格も有効になります。
・基本情報技術者
・ソフトウェア技術者
・テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)
・テクニカルエンジニア(ネットワーク)
■ソフトウェアメーカー会社
これらの会社は、ERPパッケージや販売管理システム、生産管理システムなどのパッケージソフトウェアを開発・販売する会社です。単にソフトウェアを開発するだけでなく、ソフトウェアの設計などを行うSE(システムエンジニア)の資格も有効になります。
・基本情報技術者
・ソフトウェア技術者
・アプリケーションエンジニア