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「職種別」パソコン資格ガイドVol.2 決定!営業にはこのパソコン資格(2ページ目)

「仕事にあったパソコン資格はなにか?」、「どの資格を取れば、何のスキルアップに活かせるのだろうか?」について、ガイドがズバリお答えします。営業の方に向いた、3つのパソコン資格をご紹介!

執筆者:克元 亮

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表計算の実務能力を高めるために、「ビジネスコンピューティング検定試験」


ビジネスコンピューティング検定試験は、パソコンやアプリケーションの操作スキルだけではなく、問題解決や意思決定につながる情報活用スキルについても評価される資格です。

営業資料や企画書の作成を支援することが多い営業事務の方は、簡単な指示に基づき帳票やグラフの作成ができるレベルの3級からはじめるとよいでしょう。
2級は、例えば顧客管理・分析をする上で必要となる、表計算の関数やデータベース機能(データ加工・クロス集計等)が新たに増えます。10分間に750文字のタイピングテストが一つの壁になると思われますが、是非、最終ターゲットにおきたいレベルです。

最難関である1級は、損益分岐点分析や販売予測等、経営管理的な意思決定のスキルを認定します。タイピングテストはなく、純粋に情報活用能力が評価されるため、営業の方におすすめします。

高度な情報活用能力を活かして数字に裏付けられた提案につなげ、トップセールスを目指す上では、まさに最適な資格といえます。但し、年間にたった100人程度が受験し、合格率は約13%程度という難関資格の一つです。出題範囲も財務管理や販売管理等と幅広く、合格はたやすくはありませんが、このような知識を学習することに意義があると考え、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。


プレゼンテーションツールを完全マスターする、「PowerPointプレゼンテーション技能認定試験」


PowerPointプレゼンテーション技能認定試験は、PowerPointの利用技術を評価する資格です。指示に基づき取扱商品の紹介資料や、営業の提案書等を作成することが多い営業事務職にとって、基本的機能を使って正確なプレゼンテーション資料が作成できる能力は不可欠ともいえます。初級レベルは持っておきたいものです。

また、営業の方におすすめしたい上級は、PowerPointのあらゆる機能を活用した、ハイセンスなプレゼンテーション資料の作成スキルが評価されます。
顧客へのプレゼンテーションでは、語り手の営業自身が主役であることはいうまでもありません。しかし、顧客への視覚効果を考えると、脇役としてのプレゼンテーション資料も馬鹿にはできません。上級では、アニメーションやビデオ、サウンドといったビジュアルな面で、初級よりも範囲が拡大しています。


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