現役時代と比べて、老後になって増えてくるのが自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、シニアは体力や費用、持ち物の心配もありますよね。
では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。All Aboutが募集している「10万円以下のシニアの秋冬旅エピソード」から2026年9月5日に回答のあった、茨城県在住68歳男性のエピソードを紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:鹿島しかお
年齢・性別:68歳・男性
同居家族構成:本人、妻、長男
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:茨城県
現在の現預金:2500万円、リスク資産:2000万円
現在の収支(月額)
世帯のひと月の収入:本人の年金20万円、妻の収入28万円、長男から家計へ3万円
世帯のひと月の支出:35万円
行ってよかったシニアの秋冬の旅先は北陸方面
「1年に2~3回程度、夫婦2人旅」をすることが多いという鹿島しかおさん。
シニアになって行ってよかった秋冬の旅先は、「2023年11月に妻と訪れた1泊の北陸方面」だそう。移動には「新幹線」を利用したとのこと。
旅の中身は「富山の自由食事で白エビの寿司、越前ガニ三昧の夕食。観光は東尋坊、兼六園、近江町市場など」と、北陸を横断するツアーだったと言います。宿泊先は「三国オーシャンリゾート&ホテル」。
旅行にかかった費用は「ツアー代金1人当たり8万円、自由食事2万円」とあります。
「日常は太平洋を見ているので、まさに非日常を感じた」
旅のハイライトは越前ガニ。「越前ガニ漁解禁直後の旅で、今シーズン、はしりのカニを堪能できた。カニのオス、メスを各1杯ずつ食べるのは、初めてで感激した」と鹿島しかおさん。「カニむきに夢中になり、無言が続くほどであった。日本酒を注文し、甲羅酒まで味わい、程よく酔うことができた」と振り返ります。
宿からの眺めも印象深かったそうで「東尋坊温泉のホテルは、漁港からさらに日本海がよく見え、その景色を堪能できた。日常は太平洋を見ているので、まさに非日常を感じた」とのこと。
意外だった点としては「夕食のために東尋坊から越前海岸へ向かう道路は、右手に日本海、左手に崖が迫り、非常に狭かった。漆黒の日本海、迫る崖が続き、これもまた非日常だった」と話します。
同じ場所を訪れる人には「北陸地方は、秋の訪れが早いので、防寒対策をしっかりとしたほうがよい。また、金沢は雨が降りやすく、雨具もお忘れなく。晩秋の兼六園は、雪吊りも見られ風情があるが、雨が降るととても冷えるので、ご注意を」とアドバイスします。
「旅費には、株の配当や妻のボーナスを充てる」
年金生活における旅費のやりくりについては「株の配当や利益分を旅費と考えたり、妻のボーナス分を充てたりしている」とのこと。
シニア旅行の苦労については「3年前の旅では感じなかったが、ここ1年くらいはスマホ活用ができないと、旅を堪能できなくなっていると感じている。添乗員からの連絡も旅専用アプリからくるし、観光列車内の飲食物や土産物の注文もQRコードを読み込んで行う。妻にスマホ活用を頼るばかりでなく、自分でも自在に扱うことが旅を楽しむポイントだと感じた」と話します。
最後に、これから旅行を計画している同世代に向けて「全部個人旅にすると、手配が負担に感じる。ツアーを上手に活用すると、気持ちや移動の体力が楽になる」と話されていました。
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