介護や病気、失業など、さまざまな事情から住民税非課税世帯となる人がいます。実際の暮らしはどのようなものなのでしょうか。All Aboutが実施している「住民税非課税世帯のお金と暮らし」に関するアンケートから、2026年8月18日に回答のあった、中部地方在住、67歳女性の状況を見ていきます。
投稿者プロフィール

ペンネーム:覆水
年齢性別:67歳女性
同居家族構成:本人のみ
居住地域:中部地方
住居形態:賃貸
雇用形態:無職
月の収入:年金6万円
現預金:40万円
リスク資産:回答なし
「家賃の出費が一番厳しい」
住民税非課税世帯となった理由について、「就労上の問題(病気・年齢・失業など)」を挙げる覆水さん。「シングルマザーとしてフルタイムで働きながら2人の子どもを育てていましたが、20年ほど前、長子が亡くなってからショックで働けなくなりました。もともと、あまり人間関係も得意ではなく、長子の死後は単発のバイトなどもしていましたが、現在は高齢ということもあり、年金と貯金で生きています」と話します。
現在の収入は「年金6万円」。対する代表的な月の支出は「住居費3万~4万円、食費4万円、携帯代1000円、国民健康保険料、NHK受信料など」とのことです。
今の暮らしは「かなり厳しい」という覆水さん。「家賃の出費が一番厳しいです。以前住んでいたところは、途中から隣に引っ越してきた男性から言いがかりやクレームを受け、引っ越さざるを得なくなりました。安い賃貸だと変な入居者が入ってくることもあり、独り身の高齢女性としては不安です。そのときの引っ越し代も家計に大きなダメージを与えています。現在は物価高で、食べ物を買うのに気を使います」と続けます。
「給付金もあと少しの差で受け取れず、歯がゆい思いをした」
現在は「国民健康保険料・介護保険料が減額されたこと」「医療費の自己負担割合が下がったこと」に助けられているという覆水さん。「以前は、自身の個人年金もあり、収入が非課税分を超えてしまい、住民税などの支払いが厳しかったです。今は収入が減ったため、国保などの減額は助かっています」と振り返ります。
非課税世帯から外れていた数年前については、「コロナ対策などの非課税者用の給付金も、あと少しの差で受け取れずに歯がゆい思いをしました」とのこと。
周囲から想像されがちなイメージと実際の暮らしの違いについては、「住民税非課税世帯というと生活が厳しいイメージがあると思います。実際に、少し厳しい面がありますが周りの援助があれば、もう少しマシかなとも思います」と言います。
今の暮らしで大切にしていることについては、「話をする人もあまりいないため、ボケないように健康に気を付けています。また、規則正しい生活をして体調管理も大切にしています」とコメントを残していました。
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