株主優待の中でも、使い道に困りにくいのがQUOカードです。コンビニやドラッグストアなど身近な店舗で利用でき、優待でもらえる金額も分かりやすいのが特徴です。11月末を基準日とする企業の中から、2026年11月に権利を取得できる3社を見ていきましょう。

アスマーク<4197>は100株でQUOカード1000円分
マーケティング・リサーチ事業を手掛けるアスマーク<4197>は、11月末時点で100株以上を保有する株主を対象にQUOカードを贈呈しています。
100株以上500株未満の場合、継続保有期間が1年未満なら1000円分、1年以上3年未満なら3000円分、3年以上なら5000円分です。これから購入する場合でも、1年未満の1000円分は対象になります。
長期保有の判定には、5月末・11月末の株主名簿に、同一株主番号で所定株数以上の保有が連続して記録されている必要があります。1年以上は3回以上、3年以上は7回以上の連続記録が条件です。
10月2日の終値は2404円なので、100株の購入に必要な金額は約24万400円です。
なお、2026年11月期の中間決算は大幅な減益となっています。優待だけでなく、今後の業績も確認しておきたいところです。
property technologies<5527>は300株で5000円分
中古住宅の再生・販売などを手掛けるproperty technologies<5527>は、11月末時点で300株以上を保有するとQUOカード5000円分がもらえます。
継続保有期間の条件はありません。ただし、優待を受けるには100株ではなく300株が必要です。
10月2日の終値は765円。300株では約22万9500円となります。この購入額に対する年間の優待利回りは約2.2%(配当を含まない)です。
ファーストコーポレーション<1430>は今年11月から100株も対象
マンション建設を中心に手掛けるファーストコーポレーション<1430>は株主優待制度の拡充を発表し、2026年11月末の基準日から新制度を適用します。
新制度では、11月末時点で100株以上500株未満を保有する株主は、継続保有期間にかかわらずQUOカード1000円分がもらえます。500株以上では、保有株数や継続保有期間に応じた優待区分があります。
従来は500株以上、1年以上の継続保有が必要だったため、今回の変更で100株から優待を取得できるようになります。
10月2日の終値1068円で計算すると、100株の購入額は約10万6800円です。
100株で取れる2社、300株必要な1社
最低株数で比較すると、ファーストコーポレーションは約10万6800円、アスマークは約24万400円、property technologiesは約22万9500円です。
アスマークは長く保有すると優待額が増え、property technologiesは300株必要ですが5000円分、ファーストコーポレーションは制度拡充によって今回から100株でも対象になります。
QUOカードは金額が分かりやすい一方、優待額だけで投資先を決めるものではありません。必要な投資額や業績、配当なども含めて比較してみてください。
※株価および最低投資金額は2026年10月2日終値をもとに計算しています。
※株主優待の内容は2026年10月2日時点です。詳細につきましては、各社が発表している株主優待内容をご確認ください。株主優待制度は今後変更・廃止される場合があります。2026年11月末基準の権利付最終日は11月26日です。優待を取得するには、原則として同日の取引終了時点で必要株数を保有している必要があります。
※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告なく変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、ご自身の責任でお願いします。







