介護や病気、失業など、さまざまな事情から住民税非課税世帯となる人がいます。実際の暮らしはどのようなものなのでしょうか。All Aboutが実施している「住民税非課税世帯のお金と暮らし」に関するアンケートから、2026年9月1日に回答のあった、近畿地方在住、38歳女性の状況を見ていきます。
投稿者プロフィール

ペンネーム:まりもっこ
年齢性別:38歳女性
同居家族構成:本人、父、母
居住地域:近畿地方
雇用形態:無職
世帯の月の収入:父の自営業収入5万~10万円、両親の年金約6万円
現預金:900万円
リスク資産:なし
「外での仕事が怖くて、まだ仕事に就けていない」
住民税非課税世帯となった理由について、「就労上の問題(病気・年齢・失業など)」「主な収入が老齢年金である」を挙げるまりもっこさん。「父の収入は自営業で月に5万円ほどです。よいときは10万円くらい入ります。年齢的にも厳しいのですが助けてもらっています。でも、ほとんど家賃になっている感じで、足らずは貯金と年金で生活している感じです」と話します。
自身については、「私自身は心の病気と頚椎椎間板ヘルニアになり、アルバイトも辞めてしまいました。アルバイトであったので失業保険などもなく、私側は今は収入らしいものがまったくない状況です。外での仕事が怖くて、まだ仕事に就けていません」とのことです。
現在の収入は「世帯の労働収入は月5万円から10万円、年金額は2人合計で2カ月に1回12万円」。対する代表的な月の支出は「住居費6万円、食費5万円、光熱費2万円、通信費7000円、医療費2人分6000円、合計14万3000円」とのことです。
特に負担が大きいのは「家賃、医療費」だと言うまりもっこさん。「趣味も何もなく、服とかもしばらく買ってないです。旅行も行けないです。私が父と母の髪の毛をカットしています」と続けます。
「家族の時間は取れるので、それが唯一の宝」
現在は「住民税が非課税であること」「国民健康保険料・介護保険料が減額されたこと」の影響が大きいと言うまりもっこさん。一方で、「私が正社員で働けていたら家族を養えたよな、という後悔はあるものの、心の病気の症状が季節ごとに出てしまい、立ち止まってしまうことが多く、家族にずっと迷惑をかけています。私が払えないものも親が払ってくれていて、本当にありがとう、恥ずかしいですが、助かっています。家族は無事にとりあえず生きれてるので、それが毎日の楽しみです。みんなみたいに旅行とかは無理だけど、家族の時間は取れるので、それが唯一の宝です。早く心の病気から抜け出して、仕事ができるようになりたいです」と胸の内を明かします。
周囲から想像されがちなイメージと実際の暮らしの違いについては、「年金もらってるんだから普通に生活できるだろうと言われますが、そんなことないし、かといって何でもかんでも行政に頼れないし、かなりすれすれで生活してます」と言います。
最後に、今の暮らしで大切にしていることについて「小さい季節のイベントを楽しんでます。クリスマスは小さいピザを半額以下で買ったりしてます。年越し前にカップ麺が安くなるので、そのときに買いだめして年越しそばにしてます」とコメントを残していました。
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