今回は、『いちからわかる! 定年前後のお金と手続き 得する働き方・暮らし方ガイド 2026-2027年最新版 (impress mook)福地健 (監修)、酒井富士子(編集)』(インプレス)より、定年後の生活費を把握するための「年間収支確認表」の作り方をご紹介します。収入と支出を書き出し、あわせて「ライフイベント表」も作成して、将来の大きな支出に備えることが大切です。
今の家計の年間収支を洗い出してみよう
定年後の生活費を把握するためには、まず今の家計の収支を確認する習慣をつけておくことが大切です。
現役時代から収支を把握しておけば、定年後に家計が破綻するのを避けることができます。まずは年間の収支を書き出してみましょう。月々の給与収入と賞与をあわせた家族の年間の手取り収入を書き出します。一方支出は、基本生活費、住居関連費、車両費などの各項目を足すことで計算できます。
毎月の支出だけではなくリフォーム代や車の購入費用など、年間でかかる支出も書き出しましょう。1年間の収入と支出を数値化するだけで、年間の手取り収入と支出の全体が見えてきます。収入から支出を引いた金額が、1年間に貯蓄できるお金です。
なお、定年後の生活費は現役時代の約7割になるといわれていますが、これは一律ではありません。教育費や住宅ローンの返済が、定年後は大きく減少するケースが多いためです。

ライフイベント表を作成してお金を備える
定年後には、家のリフォームや車の買い替え、海外旅行など、さまざまなライフイベントが発生します。
これらはまとまった支出が必要になることも多いため、あらかじめ「ライフイベント表」を作成し、将来起こりうる出来事とその費用の目安を書き出しておきましょう。そうすることで、もれのない資金計画を立てることができます。









