現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施している「年金生活に関するアンケート」から、2026年6月17日に回答があった東京都在住67歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:かこかこ
回答者本人:67歳女性
同居家族構成:本人、夫(73歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:東京都
雇用形態:正社員で現在も就労中
年収:300万円
現在の世帯の預貯金:100万円、リスク資産:1億円
これまでの年金加入期間:国民年金478カ月、厚生年金62カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):7万円
老齢厚生年金(厚生年金):1万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
そのほか(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:老齢基礎年金・厚生年金の合計245万円(年額)
「年金保険料を45年間支払ってきた割に少ない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答したかこかこさん。
その理由として「45年間、年金保険料を納付してきている割には、年金額が少ないと思うから」と語っています。
ひと月の支出は、おおよそ「20万円」。現在は「自宅階下に併設している月極賃貸駐車場経営に伴う経理業務を在宅で行なっており、毎月24万円の給与がある」とのこと。また「資産運用の中で、毎月分配型の投資信託からの収益がある」と続けます。
「物価高でも食べることは必須。旅行も行けるうちに行きたい」
老後のお金については「今は給与を生活費に充当できているが、将来のために、なるべく余剰金を資産運用に回すようにしている」と話します。
最近の物価高については「真夏の光熱費の高騰、食料品の値上げに負担を感じている。また納めている介護保険料、住民税、所得税なども決して少なくない」とのこと。
一方で物価高でも削れない支出は食費と旅行だそうで、「いくら物価が高騰しても食べることは必須であり、それがひいては健康にも影響するので削れない。また元気なうちにしかできない旅行にも、行けるうちに行きたいと思う」とのことです。
ふだんの買い物先は「オーケー、業務スーパー、ローソン100、マツモトキヨシなど」で、「自宅から近く、価格帯もリーズナブルなので」と言います。スマホ決済も頻繁に利用しているそうで、「現金を持たずに買い物ができ、ポイントも貯まる。ECサイトでのネットショッピングも、お米やビールなど重たい商品を自宅まで配送してくれるので重宝している」と教えてくれました。
「不安は今後の健康と、年金だけになったときの生活」
現役時代を振り返り「投資をもっと早い時期から始めておけばよかった」と回答したかこかこさん。「現在は債券、ETF(上場投資信託)、投資信託にも投資をしているが、若い頃は安全性に配慮して定期預金をメインにしていたことが悔やまれる」と続けます。
年金生活での楽しみを伺うと「年に一度、結婚して離れて暮らす娘と海外旅行に出掛けることが唯一の楽しみ」だそうで、「いつまで行けるか分からないが、健康に留意してできるだけ長く継続させたい」とのこと。
一方で「今後の健康状態と、年金だけになったときの生活が不安」とあり、「そのためにも給与収入があるうちにしっかり資産形成し健康を意識した生活を心掛けたい」と語られていました。
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