現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施している「年金生活に関するアンケート」から、2026年6月16日に回答があった福岡県在住67歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

ペンネーム:マサやん
回答者本人:67歳男性
同居家族構成:本人、妻(63歳)、長女(34歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:福岡県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:700万円
世帯の預貯金:2500万円、リスク資産:なし
これまでの年金加入期間:厚生年金439カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):約7万円
老齢厚生年金(厚生年金):約16万2000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
そのほか(企業年金や個人年金保険など):企業年金4万円、個人年金保険年約80万円(一定期間後は約55万円に減る予定)
「インフレによる物価上昇と年金のバランスがとれていない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答したマサやんさん。
その理由として「インフレによる諸物価の上昇と年金のバランスが十分とれていないと思います。マクロ経済スライドがあまり機能していないのではないでしょうか?」と語っています。
ひと月の支出は「約30万円」とあり、年金だけでは「1~2回足りない月がある」と回答。不足分は「貯蓄から月数万円引き出す時もある」そうで、現在の仕事については「経営コンサルタントをしていますが、集客がうまくいかなくて、全然稼げていません」とのことです。
「住宅のリフォーム代がかなり、貯蓄を食いますね」
最近経験した大きな出費については「住宅のリフォーム代がかなり、貯蓄を食いますね。あと、子どもの結婚祝い金もバカにできません」とマサやんさん。
お金の使い方については「基本、無駄な物は、できるだけ買わないようにしていますが、使う時には使う」ようにしていると話します。
例えば「定年までほとんど実行できていなかった家内との旅行には、思い出作りのため、昨年くらいから年1回は行くようにしています。夫婦の健康が第一で、互いにある程度の年齢となり、残された時間もそんなには長くはないと思うので、楽しかったといえるいい思い出作りをしたいです」とのこと。
ふだんの買い物先は「イオン、サンドラッグ、セブン-イレブン」で、特に「イオンのプライベート商品」は老後の味方なのだそう。「ネットスーパー、スマホのシニア割引」も助かるサービスで「毎日スーパーへ行かないで済みます。スマホのかけ放題などシニア割引きを利用して家計費を抑えるようにしている」と続けます。
加えて「家内の手術の際には、高額療養費制度を利用し家計の負担を減らすことができ」公的制度のありがたみも実感したとのことです。
「いつまでもあると思うな親と金。特に『親』の部分に後悔」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことについては「亡くなった両親ともっと会って、両親が元気な時にいろいろと話を聞いておけばよかったことです。もっと親孝行もしておけばよかったと後悔しています」と回答。
「老後資金は何とかためたかと思いますが、『いつまでもあると思うな親と金』の、特に親の部分に後悔がありますね」と続けます。
年金生活での楽しみは「趣味の卓球観戦、野球観戦、映画鑑賞、生成AIとの対話」だそう。
一方で「年金額がさほど多くないこと、社会保険料など税金の負担が重いので、ためていたお金が枯渇しないか少し心配です」と語られていました。
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