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信州一!諏訪湖祭湖上花火大会!

信州一の規模と技を競う諏訪湖祭湖上花火大会!その魅力、観覧席や宿の確保など、この花火大会を楽しむための徹底ガイド!今年の目玉は、空中で開く二尺玉が見物。

執筆者:森 俊二

毎年終戦記念日の8/15に行われる、この「諏訪湖祭湖上花火大会」は、信州一の規模と迫力・技を誇る花火大会です。

この大会の意義と歴史

諏訪湖のスターマイン・撮影:後町健次氏
なぜこの日に行われるかといえば、第二次世界大戦で日本が敗戦し、戦後の混乱がまだ続く中、市民が明るい希望を持ち一日も早く立ち直ることを願い、第一回目が、昭和24年(1949)のこの記念日に始められたからです。

以来毎年行われ、プログラムの内容も規模も充実し、今では県外の方も多く集まる大会になりました。 今年は特に戦後生まれた団塊の世代が還暦を迎える年!
大会は夜の7時過ぎ、実行委員会会長の挨拶の後、戦争犠牲者で亡くなられた多くの方々に、黙祷し冥福を捧げてから、花火の打ち上げがスタートします。

この花火大会の魅力は

  次々に打ち上げる煙火師の技の巧みさ
  夜空をカンバスにして描く華麗なスターマインの競演
  ずしんと腹に響く大音響と共に開く豪華絢爛の尺玉
  終盤を飾る「特別企画」と水上大スターマイン(Kiss of Fire)
  フィナーレの大ナイアガラ瀑布とスターマイン連発

にありますが、それは見事です。私も行った事があるのですが、今でも思い出すと興奮がよみがえります。

この花火大会に集まる観客は、 昨年は 約48万人だったといいますから、凄い人気ぶりです。 一夜・一ヶ所に48万人ですから、大変な混雑となるわけですが、混雑を覚悟で一見する価値がある花火大会といえるのでは無いでしょうか。

大会の開催日時とプログラム

第58回目を迎える今年の諏訪湖祭湖上花火大会は

  日時:平成18年8月15日(火)午後7:00~9:00(雨天決行)
  開門:午後2:00・(昨年は3:00)
  規模:38セット・42,000発(昨年は39セット・4万1千発)
   今年は過去最高規模だった昨年の大会より多く、二尺は空中で開きます(昨年は水上)します。
  プログラム:既に大会前にウエブサイトで公表されています(7月31日現在)

の内容で開催されます。
因みに、昨年のプログラムを見ますと、 10号(約30cmの尺玉)早打ちとスターマインの出来映えを競う前半の競技(コンテスト)と、スターマインを中心とした二部構成にだったのですが、昨年からプログラムの中に、特別企画「二尺玉や三尺玉」復活しました。今年は二百玉が空中で開くというから楽しみです。。

次ページで 「圧巻!終盤の魅力」を紹介 >>

スターマイン》:打ち揚げ玉を小玉から大玉まで筒を並べてセットし、 速火線や電気点火によって連続して打ち揚げ、ある時間中、夜空に火の花を咲かせる仕掛け花火です。 小さいものでは6cm玉(2号玉)、大きいものは30cm玉(10号玉)に 及ぶものがあります。
・平成19年版:07/07/31
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