長野の観光・旅行/長野の温泉

大門街道の音無の湯|渓流露天と豆腐料理(2ページ目)

車山・白樺湖近くの国道152号線(大門街道)は武田信玄の戦道でした。道沿いにある茅野市北山の「音無の湯」は、音無川の渓流が見える場所にあり、温泉と自家製自慢の豆腐料理を一緒に楽める日帰り温泉です。

執筆者:森 俊二

レストランは豆腐料理専門店

加茂七自家製豆腐直売所。食堂は右手、温泉は階下にある。
掬い豆腐御膳:加茂七自家製豆腐、麦飯とろろ、小鉢、漬け物。
メニューは外に、湯豆腐・豆水豆腐・朴葉焼(国産地鶏・和豚・和牛)御膳があった
名は加茂七茶屋

豆腐専門の店といえば、思い出すのは京都の南禅寺など湯豆腐料理だったが、 最近では、各地でおからや豆乳・豆腐だけを扱った豆腐専門の店が多くなった。
しかし、信州ではここのように、日帰り温泉で自慢の自家製豆腐料理が食べられるレストランは、他には知らない。名は「加茂七茶屋」という。

絶品!旨い豆腐『掬い豆腐』

食べてみると納得して頂けると思うが、絶品と言えるような旨い豆腐だ。 メニューは肉の朴葉焼きなどあるが、先ずはお勧めコース(御膳)は、『掬い豆腐』。麦飯とろろ・小鉢・漬け物も付いている。

『掬い豆腐』というのは、『汲出しおぼろ豆腐』や、『ざる豆腐』、『寄せ豆腐』と同じたぐいで、豆腐は桶(おけ)に豆乳を入れて固めていくが、途中の段階で、中の豆腐を柄杓(ひしゃく)などですくい出し、そのまま椀か竹笊に盛ったものらしい。

独特の食感!香り!旨味!

食べてみると、舌の上でふわっととろけるような独特の食感と大豆のほのかな香りと甘みが口いっぱいに広がる。

拘りの自家製豆腐「加茂七」

自家製だから、厳選した信州産高級大豆ギンレイなど配合し、ミネラルたっぷりの沖縄産天然にがり、水は八ヶ岳の伏流水(豆腐は水が命)を使いうからこそ出来る拘りの美味しい加茂七豆腐なのだ。

くつろいだひとときを

音無川渓谷に面したお座敷席とゆとりの空間でゆったりとしたテーブル席があり、会話も邪魔されることなくくつろいだひとときを過ごせるのも嬉しい。

続いて次ページで 「武田信玄ゆかり大門街道・音無川」を紹介 >>

・制作:07/06/24
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