All Aboutが実施している「年金生活と貯金」に関するアンケートから、2026年4月22日に回答があった、神奈川県在住72歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

ペンネーム:あじさい
年齢・性別:72歳・女性
居住地:神奈川県
家族構成:本人のみ
住居形態:賃貸
リタイア前の職業:専業主婦
リタイア前の世帯年収:300万円
現預金:800万円
リスク資産:0円
「遺族年金と老齢年金は家賃を払うと手元に残らない」
年金生活で貯金ができているか、の問いに「貯金を取り崩している」と回答したあじさいさん。
ひと月当たりの現在の収入は「年金12万円、子どもからの仕送り1万円」の合計13万円ほど。
対して月の生活費は「食費2万5000円、住居費(家賃・共益費)6万5000円、光熱費1万5000円、通信費5000円、医療費1万円、日用品費5000円、そのほか5000円の合計13万円くらい」かかり、収支にゆとりはない様子です。
臨時的にかかるもろもろの出費を含めると、結局のところ「月当たり3万円赤字」とあじさいさん。
赤字の補填(ほてん)は「貯蓄用の口座から生活費用の口座へ毎月定額を移して補っています。それでも足りない急な医療費などは子どもに相談することもありますが、できるだけ自分の貯蓄内で収まるよう食費を削って対応」しているとのこと。
「夫に先立たれ、遺族厚生年金と自分の老齢基礎年金だけでは家賃を払うとほとんど手元に残りません。生活水準を極限まで下げていますが、物価高の影響で食費がかさみ、想定していた以上に貯金を取り崩すスピードが速くて不安」と危機感を募らせます。
「牛肉や刺身が高級品になってしまった」
年金生活で特にきついと感じる支出は、やはり「住居費の月6万5000円。賃貸なので更新料もあり、この先いつまで払い続けられるかが一番の悩みです」と話すあじさいさん。
物価高の影響については、特に「食料品の値上げが激しく、以前は当たり前に買っていた牛肉や刺身が高級品に感じられます。野菜も高騰している時は冷凍野菜を活用するなど工夫していますが、栄養バランスを保つのが難しく」日々頭を悩ませているとのこと。
また税金や社会保険料についても、「収入が少ない割に、国民健康保険料の負担が重く感じます。(病院)窓口での自己負担も年齢とともに増えるため、健康の維持が最大の節約だと痛感」していると続けます。
「午前は買い出し、午後はシルバーサロンでおしゃべりが日課」
一方で、年金生活になって「ブランド品の購入」をやめたほか、「以前は冠婚葬祭などの出費が多かったですが、年齢とともに周りも落ち着き、義理の付き合いが減ったため、交際費にお金がかからなくなりました」とも。
普段の暮らしも倹約そのもので、「毎日午前中にスーパーの値引きコーナーをチェックします。外食は友人に誘われた時だけで、年に数回あるかないか。基本は自炊で、冷蔵庫にあるもので工夫して作ります。午後は近所のシルバーサロンで仲間とおしゃべり」をするのが日課とのこと。
ただ、やはり「年金が思ったより少なかったこと」には落胆したとあじさいさん。「マクロスライドという仕組みのせいか、受給額が実質的に減っているように感じており、将来への見通しが甘かったと反省しています」とコメントされていました。
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