介護や病気、失業など、さまざまな事情から住民税非課税世帯となる人がいます。実際の暮らしはどのようなものなのでしょうか。All Aboutが実施している「住民税非課税世帯のお金と暮らし」に関するアンケートから、2026年4月21日に回答があった、近畿地方在住66歳女性の状況を見ていきます。
投稿者プロフィール

ペンネーム:猫好き
年齢・性別:66歳・女性
同居家族構成:本人
居住地域:近畿地方
職業:無職
月の収入:本人の年金10万9000円、遺族年金6万5000円(非課税所得)
「主人の遺族年金と自分の年金で生計をたてています」
住民税非課税世帯になった経緯について「64歳の時に主人をがんで亡くしました。闘病に入る時に長年正社員としてお勤めしていた会社を退職しました。その年は主人の遺族年金と自分の失業保険で暮らし、65歳からは自分の年金と主人の遺族年金で生計をたてています」と説明する猫好きさん。
ひと月当たりの収入は「自分の年金10万9000円、遺族年金6万5000円を合わせて17万4000円」。一方、支出は「食費・生活費4万円、特別費・娯楽費4万円、固定支出(保険、光熱費、子どもの奨学金支払い、携帯代など)5万円、美容費1万円、習い事代5000円、お布施7000円」の15万2000円ほどかかると言います。
「主人がもしも生きていてくれたら2人で年金は毎月30万円ほど頂けていたのに今は遺族年金となり、一生懸命掛けてきた年金をかなり減らされていて残念です。今は(持ち家のため)自宅の支払いもなく、1カ月の生活もかなり落ち着いていて主人に感謝しています。貯金もいざというときに使えばよいと気楽に思っています。コツコツ貯金していてよかった」と続けます。
「非課税世帯になりがっかりするも今は感謝」
現役時代は「正社員で働いていたので、主人も私も税金は支払うのが当たり前だと思っていました。主人を亡くした次の年、私が退職した次の年にも当たりますが、2人分の税金はかなり多額でしたがきちんと支払いました。でも年金だけが収入になり非課税世帯になったときはやはり、少しショックでした。あっそうなんや……とがっかりしました」と猫好きさん。
しかしながら、住民税非課税世帯となったことで「税金は免除、市のがん検診も無料、インフルエンザワクチンも無料、国保や介護保険も見直され、びっくりするほど安くなりました。そうなってくるとありがたく感じるようになり、恥ずかしいことではないんだと思うように」なっていったと言います。
最後に「主人が亡くなるときに『楽しいことをいっぱいしておいでや』と言い残してくれました。今は自分がしたいこと、楽しいことを優先しています。弓道、書道、ダンスのお稽古にもお金を使うことができます。食費はぐんと減りましたが、その代わりお友達とのお付き合いを大切にしています」とコメントを残していました。
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※住民税が非課税となる基準は自治体や世帯構成などにより異なります
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