All Aboutが実施している「年金生活と貯金」に関するアンケートから、2026年5月7日に回答があった、秋田県在住75歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

ペンネーム:頑固親父
年齢性別:75歳男性
居住地:秋田県
家族構成:本人、妻(72歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
リタイア前の職業:自営業
リタイア前の額面の年収:400万円
現預金:500万円
リスク資産:0円
自営業で国民年金のみ「年80万円の貯金を取り崩し」
年金生活で貯金ができているか、の問いに「貯金を取り崩している」と回答した頑固親父さん。
ひと月当たりの現在の収入は「世帯の年金額11万円、自分の労働収入3万円」の合計14万円。
対して月の生活費は「食費4万円、光熱費3万円、通信費5000円、医療費2万円、交通費1万円、保険料1万円、日用品費1万円、そのほか2万5000円」の合計15万円ほど。
赤字額は月によって変動があるものの、「年間当たり80万円くらい貯金を切り崩している」と話します。
毎月赤字の理由について「自営業だったので国民年金しかなく、受給額が非常に少ないのが一番の原因です。商売の浮き沈みが激しく、なかなか思うように蓄えられませんでした。冬場の暖房費なども、想定をはるかに超える負担です」とため息をつきます。
年金から保険料が引かれる「生殺しのような気分」
年金生活で特にきついと感じる支出について挙げたのは、「光熱費で特に冬の灯油代が月3万円かかる」こと。
「家が古くて冷え込むため、ストーブを消すわけにもいかず、代わりに食費を削って対応」していると言います。
加えてここ数年の物価高の影響も大きく、「魚や肉を食べる回数が減り、みそ汁と漬物だけで済ませる日が増えた」という頑固親父さん。
税金や社会保険料についても、「わずかな年金からさらに保険料が引かれるのは、正直に言って生殺しのような気分です。何のためにこれまで一生懸命働いて税金を納めてきたのかと、むなしさを感じることさえある」とやりきれない思いを語ります。
「だましだまし住み続けるしかない」予想外だった家の修繕費
普段の暮らしについて伺うと、「シルバー人材センターから紹介される草刈りの仕事がある日は早起きして出掛けます。仕事がない日は家の周りの片付けや雪かきをし、買い物はチラシを隅々まで見て一番安い店まで自転車を走らせます」と回答。
支出を減らすために、「寒い日は一部屋に夫婦で集まり、他の部屋の暖房は一切入れないようにしています。また地元の銭湯の回数券を安く譲ってもらい、家でお風呂を沸かす回数を減らすなどの工夫をする」と続けます。
それでも生活費が足りない月は「近所に住む子どもたちが米や野菜を差し入れてくれるのに甘えています。また、古い家財道具を整理してリサイクルショップに売るなどして、小銭を稼ぐこともある」とのこと。
今の経済状況について、「家の屋根や壁の修理をしたいのですが、その費用が捻出できず、だましだまし住み続けるしかない現状は、若い頃には想像もしませんでした」と肩を落とす頑固親父さん。
とはいえ年金生活になり、「自治会の役員の仕事を始めました。無報酬ではありますが、人とのつながりを持つことで情報収集ができ、お裾分けを頂く機会も増えたので助かっています」と語られていました。
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