バリ島/バリ島のホテル

バリ島の3つのアマンリゾーツ(2ページ目)

各国に展開しているアマンリゾーツ。中でもインドネシアには5軒、さらにバリ島にだけでも3軒を構えています。日本から身近なデスティネーションであるバリ島でアマンリゾーツの真髄を体感してみませんか?

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

ウブドの渓谷美を余すことなく味わえるアマンダリ

渓谷に突き出したようなリゾート。このスタイルをいち早く取り入れたのが、アマンダリ

渓谷美を借景にしたウブドのリゾートの先駆者

バリ島に3軒を数えるアマンリゾーツのうち、最初に誕生したのがこちら。ウブドの中心地から車で約10分、アユン川を見下ろすクデワタンにあります。対岸に濃密な緑、眼下から届く清流のせせらぎ……、このロケーションを見出だしたアマンダリは、まさに先見の明といえるでしょう。1989年にアマンダリが生まれ、のちにアユン川やプタヌ川などを見下ろす渓谷にフォーシーズンズ リゾート バリ アット サヤンやピタマハなどが生まれたのですから。

ひと昔前のウブドの村に迷い込んだような気分に
アマンダリのロケーションも魅力ですが、リゾートはウブドの村をそのまま模した形でデザインされていて、その道には日常的にウブドの村人たちが行き交う様子もうかがえます。

伝統的な風情が漂うスイート
隔絶感を味わえる立地ながらも、ウブドの中心地までほど近いというのもポイントです。車をお願いすれば、すぐにウブドならではのカルチャーに触れられ、ショッピングにも至便。リゾートに戻れば、すくい取れるほどの静寂と絶景が待っています。

いにしえのバリの村へ
迷い込んだようなヴィラ群と絶景プール

スイートのプール
サンスクリット語で“平和な精神”という意味のアマンダリは、まるでいにしえのバリの村へ訪れたような錯覚を感じるはずです。

ココナッツの柱が並び、フロアを覆うジャワの大理石や火山岩など、はちみつ色のトーンでまとめられたオープンエアのエントランスは、ワンティラン(地元の集会場)のよう。そのまま進むと、渓谷へとそのまま流れ落ちるようなデザインのプールへ。エメラルド色のタイルが周囲に溶け込んで、まるで絵画のようです。

デイベッドで午後のお昼寝を…
川の石を敷き詰めたウォークウェイを進むと、両脇にはちみつ色の石塀に囲まれた30棟のスイートとヴィラが並んでいます。扉を開くと、緑の庭の中にアランアランで葺いた屋根の伝統的な建物が。各ゲストルームは、ライスフィールドやアユン川などの眺めや、プールの有無、そして広さによって7段階に分かれます。客室カテゴリーには1~3寝室まであるので、ファミリーで静かにくつろぐのにもいいでしょう。

庭に面した壁にめぐらされたガラスのスライディングドアからは、日差しがさんさんと降り注ぎます。室内には穏やかな時間が流れています。

虫の音が聞こえるオープンエアーのバー
アマンダリ
Amandari

Kedewatan, Ubud, Bali, Indonesia
TEL+62-361-975-333
日本語での問合わせ先(国際フリーダイヤル):アマンリゾーツTEL001(0041もしくは0061)010-800-2255-2626
※日曜を除く

=>次のページでは、絶景プールは傑作! 静かな海辺の休日を満喫できるアマンキラをご紹介しましょう。
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