アマリ・エメラルド・コーブ・リゾート
Amari Emerald Cove Resort
'04年11月のオープン予定。タイで14のホテルを展開しているアマリの新星リゾート |
客室は3種類あり、山側を向いたスーペリア、海側のデラックスはどちらも41平方メートル+バルコニー10平方メートル。広々としたスイートは110平方メートル+バルコニー20平方メートル。タイ・シルクで知られる“ジム・トンプソン”のクッションやチェアがさりげなくアクセントに。床などはウッドなのですが、母体が木材商ゆえ、かなり上質なのだそうです。
客室棟前には噴水がはりめぐらされ、ライトがボードウォークに沿って灯りを灯しています。芝生の庭の先にはオリンピックプールやジャグジー、スパはタイでおなじみのsiwara(シワラ・スパ)が入っています。
レストランはベーカリーを持っているので、毎日焼きたてをサーブ。パスタもホームメイドで期待できます。
そもそも平屋建ての宿が多い中で、3階建てのホテルウイング。美しい庭、200名収容可能の宴会場など、どれもチャン島に今までなかったもの。幅広い客層を受け入れてくれそうです。
アマリ・エメラルド・コーブ・リゾート
TEL〈66〉(3955)1195
客室数/165室
室料/スーペリアUS$170、デラックスUS$195(どちらもツインの場合)
パンビマン・リゾート
Panviman Resort
オリエンタルなデザインの小さなリゾート。タイの素材がたくみに取り入れられている |
パンビマンとは“天使の住処”という意味。
屋根がキュッと反り返ったアユタヤ時代のタイとバリをミックスしたという客室棟が、ヤシの木立の合間に点在しています。
平屋の2室もしくは3室で1棟のスタイルで、ゆとりがあります。
室内に入ると、カーテンやベッドカバーにタイ北部地方のテキスタイル、天蓋付きベッドの柱には精緻な彫刻と目に楽しいものばかり。凝ったバスルームも目を見張りますよ。
レストラン前にはアユタヤ時代の子供の遊ぶ姿をモチーフにしたテラコッタのオブジェ、海に向かってブランコのように揺れるイスなど、遊び心もちりばめられています。
パンビマン・リゾート
TEL〈66〉(3955)1290
客室数/50室
室料/ツインB5000~
日本での問合せ先/
イーストウィンド(03)3352-9591
バラリ・ビーチリゾート
Barali Beach Resort
蓮のつぼみをイメージさせる屋根。タイやクメールの建築様式が融合している、国境の島ならではのデザイン |
古代タイとクメール、ヒンドゥの3つの要素を取り入れた建築様式が特徴です。エントランスから客室へと向かうプルメリアの花々で縁取られたウォークウェイは、ピマイ遺跡がモチーフ。客室の屋根は蓮のつぼみをイメージ。客室の入口脇には足の洗い場があり、これは部屋に入る前に悪い物を流すという、ヒンドゥの儀式からきているのだそうです。オーナーのこだわりやアイデアがいたるところにちりばめられたリゾートです。
レストランは風が吹き抜ける半オープンエア。遠浅の海が見晴らせます。レストラン脇には水平線と目線が重なるインフィニティプール。デッキチェアから沖を見れば、6つの島々が望めます。年末までにさらにタイマッサージやハーバルオイルマッサージが体験できるスパやライブラリーを導入予定。客室も、年末までにコーヒーメーカーとセイフティボックス、バスローブやスリッパを用意する予定です。
GMはスタッフに「自分が喜ぶことを、ゲストに対して行ってください」と伝えただけと言うけれど、ビールをおかわりすれば、新たにキンキンに冷やしたグラスに変えたりと、心遣いが細やかなのが印象的でした。
バラリ・ビーチリゾート
TEL〈66〉3955-1238
客室数/39室
室料/デラックスヴィラB8000~ほか
日本での問合せ先/マックマーケティングサービスTEL(03)3544-0340
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