バンクーバーのエリアガイド(2ページ目)

エリアガイド1　ダウンタウン周辺とスタンレー公園

バンクーバーのダウンタウンは北にバラード入り江、西にイングリッシュベイ、南に細長いフォールスクリークという入り江、というように三方を海で囲まれた、大きな出島のような場所にあります。人口ではカナダで3番目の都市ですが、ダウンタウンは端から端まで頑張れば歩けるほどコンパクト。初めて観光でバンクーバーに来た人でも、町歩きはそれほど難しくありません。

町の中心には金融系の高層ビルが立ち並び、こうしたビジネス需要と観光のニーズも高いため、ダウンタウンにはデラックスなものからお手ごろ価格まで、様々なホテルのチョイスが可能。よほど特殊な目的がない限り、宿泊はダウンタウンで問題ありません。

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ダウンタウンで一番の盛り上がりを見せるのがロブソン通り。観光客だけでなく地元の人々まで、とにかく多くの人で賑わっているショッピングエリアです。ブランド物のショッピングを、という人は、1本北側にあるアルバーニ通りが最適。バンクーバーの象徴的な存在であるフェアモントホテルバンクーバーから、最上級の豪華ホテル、シャングリラを中心に、コーチ、ルイヴィトンなどのブランドが店舗を構える、まさにバンクーバーの五番街。

そして、ダウンタウンの中心からやや離れた南側にあるのがイエールタウン。元々倉庫街だった場所を再開発した一角で、高級マンションが周辺に立ち並ぶエリアということもあり、ハイセンスなレストランやショップが立ち並んでいます。旅行者には少々敷居の高い場所ですが、一味違うバンクーバーを楽しみたい人にはぜひおススメ！

・バンクーバー、ダウンタウンのショッピングについての詳細はこちら＞＞＞バンクーバーのショッピングスポット

ダウンタウンでは周辺には見どころもいっぱい。まず、ダウンタウンの高層ビルの中でも目を引くのが、ビルの上に大きな円盤型の展望台。これはバンクーバールックアウトと呼ばれ、ダウンタウンはもちろん、周辺の山々まで一望できます。

このハーバーセンターのすぐそばにあるのが、バンクーバー発祥の地、ギャスタウン。カナダ国定史跡に指定されている、開拓時代の雰囲気を残した町並みが見られます。

そのギャスタウンの東に広がるのが、北米ではサンフランシスコに次いで2番目に大きなチャイナタウン。中華系住民が多いバンクーバーでは、漢字の看板自体が珍しくないため、このチャイナタウンは横浜のように、観光的な要素が強い「史跡中華街」と呼ばれています。

※チャイナタウンとギャスタウンは夜はあまり治安が良い場所ではありません。暗くなってからの町歩きは避けましょう。

 

そして、バンクーバー最大の見どころと言えるのが、スタンレー公園。手付かずの原生林も残り、ダウンタウンのすぐそばとは思えないほど緑豊かな場所です。海沿いを通る1周10km強の外周路「シーウォール」でのサイクリングや、北米西海岸最大規模を誇るバンクーバー水族館など、いつも多くの観光客でにぎわっています。


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