Q. 「喉が痛いときにミカンを食べてはいけない」って本当ですか?
風邪で喉が痛いときにミカンを食べるのは逆効果? 本当でしょうか
Q. 「風邪気味で喉が痛いです。ミカンはビタミンCが豊富で風邪にも効果がありそうなので、積極的に食べていましたが、家族から『喉が痛いなら、ミカンは食べないほうがいい』と言われました。本当に食べないほうがいいのでしょうか?」
A. 喉に炎症がある場合、酸味が刺激になる可能性も……症状によっては控えましょう
ミカンを含む柑橘類に含まれる「ビタミンC」や香り成分の「リモネン」は、風邪や喉の痛みによいと考えられています。ただし、酸味には少し注意が必要です。程度によりますが、喉の炎症がひどい場合は、ミカンの酸味が刺激になり、痛みを悪化させてしまうことがあります。喉の痛みが軽く、酸味があってもそれほどつらさを感じないのであれば、一概にミカンを避ける必要はありません。ただし、喉の痛みが強いときや違和感があるときは、一時的に控えるのが無難です。
一方、ミカンの皮を乾燥させたものは、漢方で「陳皮」として使用されています。陳皮は生姜や黒砂糖などと一緒に煎じて飲むことで、喉の痛みなどの症状の緩和が期待できると考えられています。
ミカンはビタミン豊富で、手軽さも魅力な果物の1つです。喉の状態にあわせて、うまく取り入れましょう。
さらに詳しく知りたい方は、「喉に優しい食べ物・料理・食材は? 喉が痛いときに避けるべき、喉に悪い食べ物も」をあわせてご覧ください。







