25$で世界を変えよう!
Sharafat Gasimovaさんの専用ページにアクセスすると、融資がどれだけ集まったか誰が融資しているかの情報も掲載されています。 |
マイクロクレジットは、小額を貸し付けることで最も貧しい層に安定した収入がもたらせ、貧困を根絶することをめざしているシステムです。
それだけではなく、起業家の事業内容がいろいろな課題の解決に直接役立つ可能性もあります。たとえば、ボスニアヘルツェゴビナのサラエボに住む農家を支援することで、紛争の爪あとが残る人たちへの復興支援とすることができます。サモアなど南太平洋の国で観光に従事する人に支援をすれば、温暖化を止めるきっかけとすることもできます。
地球規模で抱える問題に自分の意思でアクセスし、解決の手助けができるというのもこのシステムの画期的な点です。私のささやかな融資で、世界を変えることができるかもしれない! そう思うと楽しくありませんか?
1週間に3883人が融資
こういった参加のしやすさからか、アメリカを中心にKIVAには多くの人がアクセスし、融資をしています。サイトによれば2008年2月は、1週間で3883人の融資者が参加し、平均約29時間で個々の起業家に必要な資金が集まっているのだとか。Sharafatさんも、ガイドが手続きした時点では目標額の600$の25%、つまり150$しか集まっていませんでしたが、1日で目標達成!5人だった融資者も、21人になっていました。「自分も世界の課題解決に役立ちたい」そんな実感を求める人が世界中にたくさんいるのでしょう。途上国の小さな起業家に投資するこの取り組みに、今後、日本でもアクセスする人が増える予感がします。
ガイドの25$の動向は
とはいえ、「本当にこのシステムは安心なのか」と疑問を持つ方も多いことでしょう。その点につきましては、ご安心ください。ガイドが実験台です。今後どのようにガイドのお金が動いていくかは、随時メルマガにてご報告していきます。不安な方は、その動向を見極めてから協力するか否かを決めてくださいね。ご登録はこちらからどうぞ!もちろん、無料です。
KIVAは、こちらからどうぞ。サイトはすべて英語です。
【関連記事】
・ガイド記事「アンフェアは誰?フェアトレードを知ろう!」……途上国を支援するビジネスの1つの形は、フェアトレード。
・ガイド記事「ノーベル平和賞のムハマド・ユヌス氏とは?」……マイクロクレジットの詳細はこちらへ
【ガイドから】
・ボランティアガイドのメルマガのご登録はお済みですか?こちらからご登録してくださいね。
・前回記事は「刑罰は社会奉仕!お騒がせセレブワースト5」です!