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東京マラソンをボランティアで楽しむ!(2ページ目)

2月17日に行われた東京マラソン2008。今年もとても盛り上がりました。ガイドも1人のボランティアとして参加し、東京マラソンを大いに楽しみました。今回は特別企画。ガイドのボランティアの様子をご紹介します。

筑波 君枝

執筆者:筑波 君枝

ボランティアガイド

晴天の冬空の下で

車窓
2月17日朝、ゆりかもめの車窓から見えた空は真っ青!気持ちの良い晴天でした。
当日の東京地方は、晴天。東京ビックサイトがあるお台場も朝から抜けるような青空でした。フィニッシュ会場のボランティアは朝9時に集合し、最終ランナーがゴールする16時過ぎまでの1日仕事です。

一番の敵は海から来る冷たい風と、寒さ。第1回の昨年が冷たい雨、そしてここのところの東京地方の寒さ、さらにはお台場は海の近くという条件が揃えば、寒さ対策は必須です。説明会でも、何度も「野外の活動ですから寒さ対策は万全に!」も聞かされてもいましたので、完全防御で出かけました。

でも、幸いなことに午前中は風もなく、おだやかな晴天。寒さより、日やけが気になるほどの日差しの中での、セッティングとなりました。それが完了し、ちょっと一息つくと、交代で早めのお昼です。ピークは12時40分から15時10分頃。昨年の実績ではこの時間にゴールする完走者が多いので、それまでにお昼を済ませておく必要があります。

ランナーがランナーを支える東京マラソン

マラソンEXPO
2月14日~16日に開かれた東京マラソンEXPOでもたくさんのボランティアが活動しました
休憩時間には「どうしてボランティアに?」と話も弾みます。やはり、多いのはランナーの方でした。
「フルマラソンに応募したけれど、落ちてしまった」、
「去年は10kmを走ったので、また応募したけどダメだった」
「来年、ぜひ走りたいので、その下見に」
などなど。

数人で応募して、せっかく当選した1人が、残念ながら10kmでリタイアしたとことを携帯メールで知り、
「ああ、もう、どうして10kmでリタイアするの!!」
と悔しがっている人の姿も見受けられました。悔しいね!でも、それもマラソンなのでしょうね、きっと。

もちろん、ガイドのように好奇心で参加した人もたくさんいました。なかには
「42.195kmも走るなんて、人間ワザじゃないよね」
とささやく人もいましたので、全くマラソンに無縁な方でもご心配なく。

次ページはガイドが見た、完走者の顔、顔、顔。
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