東京マラソン、ボランティアのお仕事は?
3万人がいっせいにかけぬける東京マラソン。2月17日に開催される一大イベントです。 |
そして、それを支えるのが42.195kmを10のブロックに分かれ、コースのあちらこちらに配置されるボランティアです。
なんとその数は1万2000人! スポーツボランティアや、イベントボランティアは数多くありますが、1日だけの大会で、これだけのボランティアが動く大会は、たぶん東京マラソンだけ! 東京マラソンは日本最大級の市民マラソンといわれますが、ボランティアにとって最大級のイベントなのです。
活動はランナーの受付や荷物預かりや渡し、総合案内、給水・給食、ゴミ収集、沿道の観客の整理、会場誘導、広報、障害を持つ人の介助、フィニッシュしてきた人たちの計時チップの切り取り、メダル配布、棄権者の誘導などありとあらゆる役割を担っています。
ランナーと応援する人たちを支えるボランティア
スタート地点はおなじみの東京都庁。スタート後7時間以内にゴールするのが大会ルールです。 |
ボランティアは、その両方の参加者が楽しく走り、声援を送れるように影から支える存在。ボランティアも大会にはなくてはならない“参加者”なのです。
しかも舞台は“公道”。大都市、東京の中枢機能である道路を合法的にシャットアウトして、ランナーが一斉に駆け抜けることは、付近に住んでいる人や、交通規制の受ける人や企業への影響も大きなものです。
そのため、後片付けにも完璧さが要求されます。ランナー全員が走り去った場所は、様々なものを一挙に撤去し、ゴミを片付け、交通規制がとけるまでに、元通りに戻さなければならないのです。不備があると、付近に住んでいる人が大迷惑をし、東京マラソンの評判を落とすことになりかねません。その仕事の一端を担うのもボランティアです。
トレーニングを積んだ者だけに参加が許されるマラソン競技とちがい、15歳以上なら誰でも参加できるのがボランティアの魅力。実はガイドも、今年はボランティアとして参加しました! その様子はこちらへどうぞ!
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