ランドセルの第二の人生はアフガニスタンで!

ランドセルを手に喜ぶ子どもたち
届いたランドセルに喜ぶ子どもたち。こんな笑顔を見せてくれるなら贈ったかいもあるというものです。©JOICFP
お子さんが小学校を卒業し、使い終わった後のランドセルをどうされていますか? 卒業したときは「思い出に」と保管している家庭も少なくないのではないでしょうか。だって、すぐに捨てるのはしのびないですものね。かといって収納場所にも困るし、お下がりとして差し上げるようなものでもないですしね……。

もし、大掃除で久々にクローゼットに収納されていたランドセルと、再会してしまったら……、(財)ジョイセフ(JOICFP)が行う想い出のランドセル募金に協力し、第二の人生をアフガニスタンで送らせてあげてはいかがでしょうか。

海を渡ったランドセルは4年間で4万個

アフガニスタンは、1979年の旧ソ連侵攻以来、2001年12月にタリバン政権が崩壊するまで内戦状態が続いていました。学校や家屋も破壊され、多くの子どもたちが教育の機会を奪われたまま成長していきました。

特にタリバン政権は、女子への教育の必要性を認めなかったため、女性の非識字率は、2001年当時は80%だったといいます。つまり、10人のうち8人は、字が読めず書けなかったのです。今も混乱の状態が続いているとはいわれますが、インフラも少しずつ整ってきました。校舎も学校へ通う子どもたちも急増しています。

でも、その数に設備が追いつかず、学用品も不足する中で、日本からのささやかな贈り物としてランドセルを送ろうと2004年から始められたのがこの活動です。すでに、4万個を超えるランドセルが海を渡りました。

6年間使った後でもまだまだお役立ち!

青空教室
校舎が足りないため、青空教室でランドセルを机代わりに勉強中。©JOICFP
「子どもが6年間も使ったランドセルが役に立つの?」と思う方も多いかもしれませんね。でも、さすがはメイドインジャパン! ベルトが切れているなど修理が必要なものは不可ですが、普通に子どもが使ってきたものなら、まだまだ十分に使うことができるそうです。シールが貼ってあったり、いたずら書きがしてある程度なら問題なく受け付けてくれます。

もし、「これはどうかな……」と迷ったら直接ジョイセフに問いあわせてみてくださいね。

6年間の思い出がぎっしり詰まったランドセル。こういう形でもう1度役立ててもらえるのなら、送った方もうれしいのではないでしょうか。ガイド家でも、子どもが卒業したときに、このランドセル募金が継続していたら、ぜひ協力しようと思いました!

ただし、アフガニスタンは敬虔なイスラームの国。宗教上禁じられている豚皮のランドセルは送るわけにはいきません。その場合は、別のルートでモンゴルに届けられるそうです。あらかじめ了承くださいね。また、輸送費として1800円をジョイセフに寄付してくださいね。詳細はジョイセフ想い出のランドセル募金へお問い合わせください。送るための手続きなども必ず確認してくださいね。

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