「絶対にだまされない人」はいない
不審な依頼は、相手にしない!が基本の“き” |
詐欺とマジシャンの手口は残念なことにとても似ているそうです。その手口とは、「ミスリード」という手法。誤まった誘導、誤誘導ともいわれますが、わざと誤解させるような表現を使うことです。
「あ、あれはなんだ」と空を仰がせているすきに、見えないところで何かしてしまうのが典型的なミスリードです。「自分は絶対にそんなものに引っかからない」と多くの人は思うかもしれませんが、人間はこのミスリードに弱く、意外と簡単にだまされてしまうもの。「絶対にだまされない人」はいないと心得ましょう。
「被災地の支援」という大義名分を掲げる手口は、まさにミスリード。善意を食い物にしているだけではなく、運悪くひっかっかってしまった人は「もう募金なんか信用できない」と思ってしまうかもしれません。
募金活動の信頼性そのものを揺るがしかねないという意味でも、義援金詐欺は二重に許し難い犯罪なのです。
だから、「絶対にだまされない」と過信せずに、不審な依頼には慎重な対応をしていきましょう。
【関連サイト】
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・前回記事は「能登半島地震の義援金募集情報」です。義援金募集中の団体の情報はこちらから。