手口2 誰でも知っている団体の名前を使う
日本赤十字社を装ったメール例 |
よく見ると、送信アドレスがフリーメールだったり、銀行口座が個人名だったり、怪しい点がいっぱいなのですが、よく知っている団体名だからと安心させられてしまう心理をついている点が悪質です。
対策 各団体の振込先を自分で確認
メールや手紙で個別に義援金の依頼が来た時点で怪しいと思ったほうがいい |
ちなみに、銀行口座は法人格がないと、個人名でしか作ることができません。この口座が「日本赤十字社・東京本部 災害対策本部長 ○○××男」となっているのも、そのためです。本当に日本赤十字であれば、個人名の口座に振込先を指定するはずがありません。
また、メールの場合、これらの勝手に送られてきたメールは、スパム・メールだと考え、相手にしないのが基本です。被災地の様子という写真が送られてくることもありますが、信頼できる相手以外からの添付ファイルは開かないことが大切なのはいうまでもありません。
ただし、メールの本文はすぐに削除するのではなく、近くの消費者相談窓口もしくは、各団体に「こういうメールが来た」と届け出るようにするといいでしょう。
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