輝け! ボランティアセレブベスト10 【2006年版】

寄付セレブ、エコセレブなんていう言葉がメディアをにぎわすほど、世界のセレブはボランティアに熱心です。チャリティ・イベントに広告塔として出席するレベルから、億単位の寄付、アピール効果を狙った活動、さらには本業より社会起業家の方が目立つ方もいたりと、何をするにもセレブはスケールが違います。

ボランティアは寄付金の多さや活動の大きさを競うものではありません。競うものではないけれど、でも桁違いのセレブのボランティアを気にせずにはいられないのも、庶民の性。

というわけで、2006年、ボランティアで華やかな話題を振りまいたセレブを「週刊アスキー 12月12日号」との連動企画で、勝手にベスト10でランキングしてみました。社会にどれだけインパクトを与えたかの注目度、どのくらい貢献したかの貢献度、来年以降の展望を期待する期待度の視点で独断と偏見で評価しています。ちなみに★は5つが最高です。

【INDEX】
5位……P1
4位~3位……P2
2位&10位~6位……P3
1位……P4

続編……2007年版エコセレブ5 

まずは5位のご紹介から!

5位 美談のはずなのに、たたかれてしまったマドンナ

養子問題を根本から考えるきっかけとなった意味は大きい!
注目度★★★★★
貢献度★
期待度★★★★
何をやっても一筋縄ではいかないスーパースター、それがマドンナ。アフリカ、マラウイの1歳の男児を養子にしたと発表したところ、英米のメディアで養子議論がわき起こってしまいました。

人道団体からは「裕福な家庭にひきとられるという当たりくじだけでは解決にならない。家族一緒の健全な生活を支援できたはずだった」などの批判声明があったかと思うと、わが子を養子に出したアフリカ女性が「私の息子と同じように幸運な子どもとなるはずだ」と擁護したり、あげくには養子の父親が「合意の上、お願いした」とコメントを発表するにいたるなど、大騒ぎ。

途上国の子を養子に迎えたという“美談”で、ここまでたたかれてしまうのも前代未聞なのではないでしょうか。

でも、養子大国ともいわれるアメリカでは、セレブが途上国の子どもを養子にする例は珍しくありません。アンジェリーナ・ジョリーや、メグ・ライアンも同じように養子を受け入れているのですが、それらは“美談”。イギリスはアメリカほどではないものの、途上国から年間300人の子どもが養子として引き取られてもいるのだとか。

なのに、なんでマドンナだけこんなにたたかれているの? と不思議。一応、300万ドル(約3億5500万円)の寄付も表明しているんですけどね……。何をやっても賛否の渦になるのは、やっぱりマドンナだからなのでしょうか。本人もこの反応には驚いたようで、インタビューなどで
「養子がこれほどの議論になるとは思わなかった」
と言っているほどです。でも、落ち込むわけでもなく、この後に
「これから3人の子どもを大切に育てていくつもりよ」
と前向きな抱負が続きます。

どんなにたたかれても、自身のプライオリティに忠実なのがマドンナの生き方。最近は、コンサートツアーでも「宗教、人権、エイズ、環境問題など、世界で起きていることはドラマじゃないの。皆も考えて」と強いメッセージも発していて、社会のための行動へもやる気満々!

そのたくましい姿には、今後も様々な社会貢献をしてくれることを期待しているガイドです。

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